11/09/2019

女王のウォードローブから毛皮が消える!

今日はとてもうれしいニュースを皆さんと共有させていただきます。

イギリスのエリザベス女王がこれからは新しい洋服に毛皮を使わない決断をされたと発表されました。これからはフェイクの毛皮を使うとのことです。これまでの女王の写真には毛皮のコートに身を包まれたものもありました。国会の開会式などにも毛皮のローブが使われています。






ところが動物愛護団体からのプレッシャーなどもあり、今後新調する洋服には毛皮を一切使わないことになったそうです。(これまでに作られた毛皮の洋服はこれからも使うそうです)

このままいけば、いずれ近衛兵が被る熊の毛皮の帽子もフェイクになる日が来ることでしょう。





イギリス人の95%が毛皮を身につけないという調査結果も出ているくらいですし、イギリスでは20年くらい前に毛皮の製造のために動物を飼育することが禁止されました。

動物を殺さずに、暖かくて、見た目も素敵な人口毛皮を作ることができる時代です。ファッション界でも毛皮の使用をやめたデザイナーが増えてきています。本物の毛皮を使わなければいけない理由はなくなりました。イギリスの動物愛護団体の今後の目標は「毛皮を輸入することを禁止する」ことで、そのための署名運動も始まりました。洋服だけではなく、ウサギなどちょっとした飾りとしての毛皮も同様に消える日が来ることを祈ります。


10/29/2019

こんなに便利。

コッツウォルズに住む独身男性の友人のところに行ってきました。ガーデニングと猫が大好きな彼は、料理には全く興味がありません。いつも行くたびに健康のことが気になります。

そこで今回は「毎日何を食べているの?」と聞いてみました。そこで彼が冷凍庫から出してきたものがこれ。




なんとメインコースの全てがちゃんとパックに入っていて、そのままスチームするだけで完ぺきなお食事ができます。前菜からコースで食べる場合は、デザートにいたるまで全てスチームでOK.

しかも冷凍ですから栄養が損なわれることもあまりなく、毎日一応は料理をしている私は驚いてしまいました。美味しいかどうかは別として、ちゃんとお腹も満たされるし、栄養も取れるし。そのお陰かどうかはわかりませんが、友人は60歳近くになってもいつも元気そうです。


10/28/2019

秋です~~。

すっかりご無沙汰してしまいました。公私ともに10月は今までにないくらい忙しい月となり自宅にいる日も少なく、ロンドンと家の間を何往復もしていました。

その間、日本では台風被害が相次ぎ、10月は例年の2倍以上の降雨量を記録しています。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申しあげます。

そしてラグビーでは日本が素晴らしい力を発揮し、これからの日本チームの発展が益々楽しみになってきました。昨年11月にイギリスでお会いした選手が全員出場したわけではないのですが、あの時から彼らは明らかに技を伸ばして素晴らしい試合を見せてくれました。

私はライブで見たのは一昨日のイングランド対ニュージーランド戦と昨日のウェールズ対南アフリカ戦の後半のみでしたが、気の弱い私にはその位がいいのかもしれません。心臓に悪いですから。

そうしているうちにイギリスはすっかり秋です。ちょっと焦げたような秋独特の香りが漂っています。10月半ばは湖水地方での仕事、そしてその仕事が現地で終わったので、そこに住む友人に頼んで「秋の湖水地方」を案内してもらいました。

ワーズワースの住んだライダル・マウントも秋の色です。





花瓶に生けられたお花も秋の空気を部屋中にまき散らしていました。










友人との数日間はもっぱらドライブです。田舎道を行くと羊の群れが。さてどっちを先に通すか・・・・羊はちゃんと車をよけてくれました。



途中で歩いてみたくなり、車を停めて丘を上り詰めたところに素敵な景色のスポット。
友人の愛犬が見つけてくれたこの場所を「ルビー(友人の愛犬の名)のサプライズ・ヴュー」と命名しました!



友人の友人の庭になっていた美しいリンゴ。







友人は毎朝庭からラズベリーを摘んできて朝食に出してくれました。こんなに甘いラズベリーを食べたのは初めて。





明後日から7日間のツアーに出ます。ラグビーの決勝戦はイングランドと南アフリカ。生では見ることはできませんが、イングランドが勝てば2003年以来の優勝です。あの時活躍したジョニー・ウィルキンソンは今回はイギリスのテレビのパネルでコメントをしています。

10/06/2019

学びと共に楽しいショートホリデー。

カルチャーツーリズムUKが日本からのデンマンカレッジの予約の代行をさせていただいてからすでに5年ほど経ちました。イギリスでは1915年に設立されたウィメンズ・インスティテュート(略してWI ー The Women's Institute)はエリザベス女王も1943年から会員になっている歴史ある婦人会です。現在会員数は22万人。イギリスでは一番大きなNOP組織の婦人団体です。

そのWIがオックスフォードの町から15キロほど南にある小さな村、マーチャムに会員のための学びのカレッジをオープンしたのは1948年のこと。建物は17世紀の部分が残っていますが、ほとんどはジョージアン時代後半(1800年代初期)に改装されました。




今、このカレッジを利用する女性たちは(たまに男性も参加)、趣味を磨くために1日から数日滞在します。でも本当の目的は、家庭から離れ、家事も忘れて友人たちと楽しいホリデーに出かけたり、新しい出会いを求めてやってくる人たちが多いようです。

昨日までは、私は「秋の保存食の作り方」の2泊3日のコースに参加されるお客様とデンマンで過ごしました。

お部屋は、全国にあるWIの支部でデザインされたので全て違います。今回私が滞在したのは北ヨークシャー支部の人たちがデザインしました。




ほとんどが個室で、バス、トイレ付きですが、通常のホテルと違うところはテレビがないこと。「ここにいる間はテレビを見ようとする気にさえなりません。」と皆さんおっしゃいます。どうしてもニュースを見たい人は、ロビーに一台だけテレビがあります。

ティータイムや食後の憩いはドロウイングルームやバーで。






お天気が良ければマーチャムの村を散策したり、カレッジの敷地内をブラブラ。




ハーブガーデン。




3食の食事をとるダイニングルーム。




婦人会の人は食事にも厳しい!味もさることなっがら栄養を考えて。






年間500以上のコースが企画されます。





















一年に2,3回はコースに出ている人、30年以上通い続けている人、初めての人・・・・

一度参加したら、「また来たい!」と思うのは私だけではありません。今までご案内した日本の方たちもリピーターが多いのもうなずけます。英語を勉強しにいらっしゃる方々にも食事時や同じコースの人たちとの会話が役に立つようです。また英語が堪能な方には歴史やガーデニングのコースもあります。

料金も2泊で5万円くらいから。3食と午前午後のお茶、宿泊、レッスン、材料費込みでこの料金はお手頃です。

今まで多くの日本の方々にデンマンでの素晴らしい体験をしていただきました。単に観光のみではなく「体験」という形でイギリスを紹介させていただくことがとても楽しくなり、ガイドとしての満足も大きくなりました。

皆さんも是非この「楽しみながら学ぶミニホリデー」に参加していただきたいと思います。詳しくはカルチャーツーリズムUKのサイトをどうぞ。

culturetourismuk.com



9/29/2019

日本がアイルランドに勝利

昨日ラグビーワールドカップ日本大会で優勝候補になっていたアイルランドを日本が破りました!おめでとうございます!

They've done it again !!!  正にその通り、前回のワールドカツプでは南アフリカを破り、世界中をあっと言わせた日本チーム、今度はアイルランド。「またしてもやり遂げた!」

久しぶりに大和魂を見せてもらいました。





残念ながら生中継は用事で見ることができませんでしたが、完全に日本チームは実力で勝ちましたねー。これからの観戦がますます楽しみです。



9/28/2019

秋の薔薇

秋のガーデンの素晴らしさは去年もこのブログで紹介しました。私としては、ガーデンツアーが6~7月に集中していることが何とも残念なのです。もちろんその時期の華やかさは瞬きする間も惜しいほど観る人の目を楽しませてくれますが、一方秋の庭は落ち着きがあり、訪れる人も少ないのでゆっくりと過ごせます。

今年も9月8日にデイヴィッド・オースチンの薔薇園にお客様をご案内しました。この日は日曜とあって去年より人は多かったのですが、それでも6月の比ではありません。ゆっくりと周れました。





入口に植えられていたバラは確か‛レディ・エマ・ハミルトン’だったと思います。





アプリコット色で香りのよいバラにこの名前はぴったり。1805年にフランス軍に対するトラファルガーの海戦でイギリスを大勝利に導いたネルソン提督の恋人の名前です。公然と認められた仲だった二人は当時は「時の人」として注目の的でしたが、この海戦でネルソン提督が亡くなってからのレディ・ハミルトンは人々から忘れられ、結局フランスで貧困のまま生涯を終えます。




庭園内はいくつかのガーデンに分かれています。











ローズヒップもそれはそれで綺麗です。違った色、大きさが観る人を益々楽しませてくれます。






この時期のガーデンもとっても素敵ですから是非訪れてみてください。



9/26/2019

お気に入りのガーデンセンター

イギリスの田舎をドライブすれば、大小さまざまなガーデンセンターの一つか二つは見かけます。家族経営のものから全国にあるチェーン店まで色々で、大きなものは苗やガーデングッズの他に本、ガーデン家具や、洋服まで売っています。そしてレストランや高級食品まで。まるでデパートのようでショッピング好きには楽しいひと時になるでしょう。でも中には大きすぎて、または人手不足で水不足の苗の葉や花がぐったりしているところもあります。

今日はガーデン好きに是非お勧めしたいニコルソンズというガーデンセンターをご紹介します。適当な日本語がわからないので‛ガーデンセンター’と言いましたが、ここはガーデンデザインや、木を含めた植物のメインテナンス、教育など一貫して行っているところで普通のガーデンセンターとは違います。 https://www.nicholsonsgb.com/about-nicholsons/




オックスフォードから北に16キロ行った村North Astonにあるニコルソンズは規模としてはそれほど大きくないので大型グループには無理ですが、個人、または小グループで専用車がある場合はお勧めします。ここの苗はどこより元気ですし、小さなガーデンの集合体のように植物の種類によって仕切られているので、歩くだけでも楽しいのです。








親切なスタッフ、ガーデンデザインも手掛けているだけあっておしゃれに配置された植物がみんな幸せそう、素敵な(そしておいしい)コーヒーショップと私が気に入っている理由は多いのですが、何よりも単にビジネス化しているガーデンセンターが多い中、地球環境、コミュニティ精神、チャリティ活動、また売店で売られているおしゃれなグッズとオリジナリティに溢れたガーデンセンターであること。通常ガーデンセンターは日曜がかき入れ時。でもここは日曜は休業日です。ちゃんと独自のポリシーを持って運営しているニコルソンズはとても魅力的です。







果物の木も美しく見えるように誘導してあげて。











ニコルソンズのポリシーのひとつは、ヨーロッパ大陸から輸入するのではなく、なるべく英国の木や植物を扱うこと。例えばイギリスでは果物としてローマ時代から16世紀くらいまで食べていたメドラーは17世紀くらいから他の果物が多く出始め、時代遅れになってしまいました。シェイクスピア、チョーサーも作品に描いているイギリスにとっては大事な果物も今はたまに昔の貴族の家のガーデンなどで見かけるだけとなりました。




昔はマーマレードはクインス(マルメロ・・・・・・マーマレードの語源になった果物)で作られました。リンゴのようでりんごでないクインス。




9月の元気なバラたち。




巨大テントのようなレストラン。




お花も美しくアレンジされて。




 ゴッホが見たらすぐに絵にしそうな見事なダリア。




オックスフォードまで出かけたら、是非少し足を延ばしてニコルソンズを訪れてみてください。