12/06/2019

ケーキとお花

ヴィーガン家庭料理に興味があるお客様を我が家にお招きして和食、西洋のヴィーガン料理を一緒に作りました。お客様に教えていただいた酒粕のポタージュはイギリス人も好きそうです。

ケーキも数種類作りましたので、お客様が帰られた後でご近所に配りました。




アロットメント(市から畑をレンタルして、自分で野菜や花を育てる市民農園)を持っていて時々採りたての野菜を届けてくれるロジャーとパムは先月、ノーフォークに引っ越しました。そこへ新しいカップルが越してきました。奥様のレベッカはイベント会場などのお花を活ける会社を経営しています。特に貴族の館などで(チャッツワースのイベントも彼女が担当)行われるイベント会場のお花は見事です。

そして私にとって、嬉しいのは彼女がヴィーガンであること。これからいいお付き合いができるといいなーと期待しています。そこで、お客様と一緒に作ったカップケーキを3個、持っていきました。

その数日後、「これ、あまってしまったのでどうぞ。」と花束を持ってきてくれました。カップケーキ3個のお返しにしては立派すぎます。でも「あまってしまったから」と聞いて気が楽になりました。





そろそろクリスマスディナーの献立を考える時期になりました。10年以上前にヴィーガンになってから、毎日の食事も、季節の特別な日のお料理も動物に由来するものは使っていません。それまでは、お料理にはそれほど関心がなかったのですが、ヴィーガン風に工夫することが楽しくなりました。クリスマスはミートローフではなく、ナッツローフ、ビーフウェリントンの代わりにヴィーガンウェリントンなど。おせち料理はヴィーガンに近いものが多いので、ちょっとだけ工夫すればいいのですが、できるだけ新しい料理を一皿は加えるようにしています。昨日は、ミルトンキーンズの中華食品のスーパーに行きました。湯葉みたいなものが色んな形で沢山売られていて、試しにひとつ買いました。日本の湯葉と少しでも似ていたらうれしいのですけど。




12/05/2019

ラストクリスマス


映画「ラストクリスマス」を観てきました。最近数本の映画を観ましたが、久しぶりに大いに見甲斐があった映画でした。  https://lastchristmas-movie.jp/

1980年代に活躍した二人の男性シンガー・ソング・ライターのグループ‛ワム’の「ラストクリスマス」は、今ではクリスマスの時期の定番曲になり、この映画の主題歌になっています。

映画の内容は、若いカップルのロマンチックコメディです。エルフとしてクリスマスショップで働くケイトは決して幸せな人生を送っていませんでした。そこにトムが現れ、どん底にいたケイトを助けるという筋です。でも、二人は最後は一緒になることができませんでした。何故? 




映画に映されるクリスマス時のロンドンの美しさもさることながら、心の持ちようで人生は楽しくなること、そして人々が助け合うことによって更に楽しさが増していくこと、また多国籍の人々が集まるロンドンでの移民の暮らしや同性愛者の社会的位置や考えが表されていて話は深いところに入っていきそうです。でも軽いタッチで描かれているので深刻になり過ぎることはありません。(ブレグジットやテロ事件、一週間後に迫った総選挙で攻撃的で暗いムードが漂う今の英国には適度の刺激と息抜きです)

「ゲイム・オヴ・スローン」で一躍有名になったエミリア・クラークは「どこにでもいる普通の女の子」役を見事にこなしていました。

そして、最後にサプライズが。みんなで歌を歌っている中になんとワムの一人が映っているではないですか!もうひとりのジョージ・マイケルは2016年のクリスマスの日に亡くなっています。この映画のプロデューサーであり、ケイトの母親役を演じるエマ・トンプソンのご主人で俳優のグレッグ・ワイズも映っていたそうですが、私は見逃してしまいました。

私にとって意外だったことがあります。実は今、デンマークのドラマ「ボーゲン」に夢中になっています。BBCで随分前に放映されたのですが、エピソードが30もあるので、ミスしてしまうこともあり全ては見ていませんでした。それで今、DVDで一日に平均3エピソードを観ています。(シーズン1&2の邦題は「コペンハーゲン/首相の決断」、シリーズ3は「コペンハーゲン」で日本では2013年、2015年、2016年にスーパー!ドラマTVで放送された)




http://www.lgmi.jp/detail.php?id=878

この中で、悪役になっている元労働党主で、今は(私が現在見ている16番目のエピソード以前では)新聞社の編集長をしている俳優が、ラストクリスマスではケイトが働くクリスマスショップのオーナーとお互いに一目ぼれする男性役になっています。あのずる賢いボーゲンの役から今度は、ビジネスのことしか興味が無いように思われるこの女性オーナーに夢を与える役です。同じ俳優なのに、そしてつい数時間前に見たボーゲンでは見るからに悪そうな顔をしているのに、この映画では優しく見えるから不思議です。

映画は、見る前と見た後で気分を変えます。優しい気分になったり、なんかもやもやしていやーな気分になったり。ラストクリスマスを観た後は、心が温まりました。クリスマスの真の意味を再び考えさせられる映画でした。







12/03/2019

スピード違反

スピード違反の通知が来ました。安全運転には自信がある私ですが、違反の通知が来てショックでした。

私の家から一番大きなスーパーマーケットまで行くには車で20分くらいかかるのですが、その途中でパドブリーという小さな村を通ります。周りに何もない幹線道路から急にその村に入ると、途端に制限速度が時速60マイル(96キロ)から30マイルに(48キロ)なります。何度も通っているその道で時速35マイルを出してしまいました。その結果、100ポンドの罰金です。ところが罰金だけでは済まなくて、3ポイントを取られるとのこと。12ポイントで免停です。5マイルオーバーで3ポイントはあまりに残酷でしょう。

ところが、これが免除される方法があるとのこと。それはNational Speed Awareness Courseに出ること。つまり「スピードを出しすぎるとどんなに怖いか」を学ぶコースです。それもびっちり4時間のコースです。参加料は無料。友人にそのことを話したら、「皆出席してる。とても楽しいから是非行ったら?」と言われました。4時間は長いけど、まずポイントを取られなくても済むし4時間もかけて何を学ぶのか、興味もあったので出席してきました。

場所はミルトンキーンズのフットボールスタジアムに付随したヒルトンホテル。このスタジアムは、フットボールチームのひとつであるミルトンキーンズ・ドンズのホームスタジアムです。ホテルでコースが開かれるなんて驚きましたが、スタジアムに付随したヒルトンホテルでと聞いてまたまた驚きです。コースが始まるまで、教室の外でミルトンキーンズ・ドンズの練習を観ていました。









さて、コースは4つのテーブルにそれぞれ6,7人が座りチームワークです。講師は二人でスクリーンを見ながら「スピードの恐ろしさ」を学びます。

最初に先生からコース、決まりについての説明があります。「携帯はオフにすること。」「有名人も参加するのでプライバシーを守るために個人情報は公開しない。」などです。ジョークを交えながら、まるでクイズのように楽しいレッスンが始まりました。




「トイレに行く際はいちいち、手を上げなくてもいいです。ただし、トイレが終わったら実行しなければならないことがあります。」と、先生。「手を洗うこと!」と生徒。「それは個人の問題。ここでの決まりは、トイレが終わったら、そのまま帰らないで必ず教室に戻ること!」




結論から言うと、このコースに出席して正解だったということ。私がイギリスで運転免許を取得したのは30年以上も前のこと。それ以来、細かい規則は変わっています。時々、チェックが必要なことを知りました。最終的にはスピード制限はその場所の事故の発生率によって決まる場合が多いので、常識をわきまえて運転することが大事ということを改めて教えられました。

つまりCOASTです。 Consentration(集中)、Observation(観測)、Anticipation(予期)、Space(間隔)、Time(時間)です。




4時間はあっと言う間に過ぎました。機会があったら(?)また参加したいです。これから交通規則の本を買って、次回は満点が取れるように頑張ります!?


12/02/2019

アーサー王子

皇太子アーサーに興味のあるお客様をラドロウにご案内しました。ラドロウは、シュロプシャー州にある人口1万人強のマーケットタウンです。ハーフティンバーの建物を含む多くが保存建築物の対象になっています。(listed buildings)





歴史にその名を残す人物は、何かを成し遂げて歴史を作った人たちです。でもアーサーは、その死によってイギリスの歴史を変えました。




アーサーは、チューダー王朝の創立者ヘンリー7世とエリザベス・オヴ・ヨークの長男で、1486年にウィンチェスターで生まれました。その名はイギリスの伝説の王であるキング・アーサーからつけられたのですが、それはいずれ新しい王朝を(ヘンリー7世とエリザベス・オヴ・ヨークの結婚でやっと薔薇戦争が事実上終わり、新しいチューダー王朝が築かれる)引き継ぐに相応しいプリンスの誕生として、王や国民の大きな期待や希望で迎えられたのでした。

この王朝を強化するため、またフランスに相対する作戦のためにヘンリー7世は4歳にもなっていないアーサーと、カソリック国スペインのアラゴン王国のフェルディナンド2世の末娘(母はカスティール王国のイザベラ一世)との婚約協定を結びます(フェルディナンドとイザベラの結婚によりアラゴン王国とカスティール王国は現在のスペインを形成)。この娘が、アーサーの死後弟ヘンリーと結婚することになるキャサリン・オヴ・アラゴンです。キャサリンとアーサーはラテン語で文通し合い、キャサリンは1501年にイギリスにやっ来て結婚。当時アーサーとキャサリンはともに15歳でした。二人はラドロウ城で新婚生活を始めます。

ラドロウ城は11世紀に建てられたお城です。今は廃墟になっていますが、イングランドで最初に建てられた石造りのお城のひとつです。(当時のお城は小さな丘の上に木で建てられたものが多かった)



アーサーに関しては、生まれつき病弱であったという説もありますが実はそうではなく、結婚するまではいたって健康で、頭脳明晰、ハンサムであったという説もあります。当時の結婚は、特にヨーロッパの王侯貴族の場合は政略結婚がほとんどでした。アーサーの場合もそうですが、本人たちは幸せだったようです。ところが結婚後半年以内に二人とも発汗症(sweating sickness)という重い感染病にかかってしまいます。キャサリンは回復したものの、アーサーはラドロウで1502年に15歳の生涯を終えます。





右側の丸い建物は12世紀に建てられた聖メアリー・マグダレンのチャペル。









父ヘンリー7世としてはスペインとの同盟を是非とも続行したいという気持ちから(キャサリンの持参金を返したくなかったこともあったと思います)アーサーの弟でアーサーの死によって王位継承第一人者となったヘンリーとアーサーの未亡人キャサリンを結婚させることにします。その後の歴史は、ご承知の通りです。

キャサリンは、女の子を生みますが(後のメアリー女王)結婚16年目にして浮気相手のアン・ボリンとの結婚を望むヘンリーによって離婚されます。この時にローマ法王の許可が得られずにイングランドをカトリックから独立させ、国中のカトリック修道院の崩壊を行いその財産を没収します。その後、ヘンリーは4人のお妃を娶り、全部で3人の子を設けますがその全員が後に王位についています。1558年に最後に王座についたエリザベス女王は処女女王と呼ばれ、後継ぎを残さなかったためにチューダー王朝は途絶え、代わりにスコットランドのスチュアート王家がイングランドの王朝を築きます。(この時にスコットランドとイングランドの王家は合併、その約100年後1707年にイングランドとスコットランドが合併します。)

ということで、もしアーサーが早くに死ななかったら、彼がヘンリー7世亡き後に王座についていたら・・・・と思うと、アーサーの死は正に歴史を変えた出来事だったことが窺えます。そしてヘンリー8世は王座につくことなしに歴史から消えていったかもしれません。

因みにラドロウ城は、12歳でロンドン塔で殺されたと言われるエドワード5世と弟のヨーク公爵が、ロンドン塔に連れていかれる前に暮らしたところでもあります。

ついでにこの時代で、もうひとり「彼が死ななかったら・・・・」という人物がいます。それはアーサーとヘンリーの父、ヘンリー7世です。実はキャサリンの姉で絶世の美人と言われていたファナとの関係です。

妃であったエリザベス・オヴ・ヨークの死後、ファナの美しさに惹かれたヘンリー7世はファナとの結婚を考えます。ところがヘンリーは実行する前に他界。でも、もしこの二人が結婚していたら、ヘンリー8世がキャサリンと離婚することもなかったかもしれません。カトリックとしてのスペインと絶交状態になることは好まなかったでしょうし、ファナの潔癖な性格からして妹の離婚を支持したとも思えません。

ファナは絶世の美女の他、狂女として描かれる場合が多いのですが、それ以上に彼女の賢さ、そして夫への強い愛、信じることを曲げないなど惹かれる部分が多いです。

ラドロウ城で他界したアーサーの心臓が埋葬されたと言われるラドロウの聖ローレンス教会。




その死がもたらす歴史的影響を考える時、アーサーとその父であったヘンリー7世の死は歴史を変えた出来事だったことは間違いありません。


12/01/2019

ウィンズロウのクリスマスライト点灯イベント

今日から12月です。北海道ではすでに雪が降って銀世界とのこと。「しばれる日」が続いているそうです。こちらも昨日は霜が降りて冬到来です。




木々の実や葉っぱはまるで砂糖菓子のよう。




町のお店のウィンドウもクリスマスディスプレイが完了しました。
















先日、ウィンズロウのマーケット広場に立てられたクリスマスツリーの点灯式が行われました。ロンドンのトラファルガー広場に飾られるクリスマスツリーの点灯式は毎年12月第一木曜日でセレブによる点灯式が話題を呼びますが、ここウィンズロウでもセレブはいませんが、皆でカウントダウンが行われた後にツリーが点灯されます。この日は皆、お祭り気分です。一体、この小さな町のどこからこんなに大勢の人が来るの?と思うほどの賑わいです。



出店も沢山。ローカルのジンやビールも。













教会ではクリスマスキャロル。




年齢がまちまちのオーケストラがいいですね。








教会の後部はティーショップ、ケーキショップと化してコーヒー、紅茶、そして手作りのケーキをいただきながら音楽を楽しみます。利益は教会の運営資金に。カップケーキは一個50ペンス(70円)、大きなケーキは2ポンド30ペンス(350円)というお手頃な値段。(ビデオの写真ですみません。)










ウィンズロウでもクリスマスへのカウントダウンが始まりました。




11/29/2019

スリにご注意。

ロンドンは、他のヨーロッパの大都市に比べれば比較的治安は良いほうだと思いますが、それでもスリや置き引きが荒稼ぎしていることに間違いはありません。ロンドンで観光にご案内する際は、必ず一度はスリに逢わない遭わないようにするには・・・・・と説明します。こちらのスリはプロです。全く気が付かれないように技を磨いています。ハリーポッターの中に出てくる「魔法の学校」と同じようにスリの学校があるの?と思うくらい。

ロンドンで特に注意が必要なのは、ショッピング店街の他、大英博物館、ナショナル・ギャラリー、そして衛兵交替が行われるバッキンガム宮殿です。




ロンドンのスリは、危害を加えて無理やり持っていくことはしません。じっくり観察してスキがある人や瞬間を狙ったものが多いようです。ですから、スキを見せない、貴重品は体から離さない・・・・など防ぐ方法はあります。2人以上のグループでスリをする場合が多いようです。

日本の旅行会社からお仕事をいただく場合に「口が酸っぱくなるほどスリがどこにでもいることをお客様に知らせてください。」と言われることもあります。バスを降りるたびに注意してくださいと言われることもあります。

でも、そうしたからと言って完ぺきに被害が防げるわけでもありませんし、そのために観光の楽しみが半減しては困ります。いくら注意しても、最後はお客様ご自身の自己防衛しか防ぐ方法はないのです。あまりしつこく言うと、「そんなにスリが沢山いるのですか?」とか、「スリが怖くて見学に集中できない。」と言われるのもご尤もだと思います。私がこれまでにご案内している最中にスリに遭われた方は数人しかいらっしゃいません。確率から言えば0.00・・1%です。

スリのことを極度に気にせずに観光を楽しむことが大切だと思います。

この看板は、バッキンガム宮殿に近いセント・ジェイムス公園で見かけたものです。





そういう私も、実はカナダで大きな被害に遭ってしまいました。ラーメン屋さんでラーメンを食べることに夢中になっていて、ハタと気が付いたときにはバッグ丸ごと盗まれていました。現金はもちろんのこと、クレジットカード、パスポート、航空券、列車の切符、ホテルのヴァウチャー、レンタカーのヴァウチャー、免許証・・・・そして「カナダでの一切の支払いは私にまかせて」と両親、妹から預かっていた○○万円。

しかも、その時に延泊せざるを得なくなってカナダの大使館で発行してもらった新しいパスポートにはバーコードが付いていなく、数年後の息子の結婚式(アメリカで)に危うく出席できないところでした。アメリカではバーコードのついていないパスポートの所持者の入国は認めていませんでした。

これまでに、現金を盗まれた人、パスポートをなくした人の話は聞きましたが、全て盗まれてしまったのは・・・・・私だけ。

でも、何事も「勉強」と思えば気持ちもおさまります。私はこの経験があってから、「どんなことでも、最後はなんとかなる。」ということを学びでした。

皆さんも万が一スリに遭ってお金を盗まれても、パスポートがなくなっても「必ず日本に帰れる。」と信じてできるだけイギリス滞在をエンジョイすることです。


注)私からのアドバイス。貴重品はバッグの奥に入れ、万が一スリの手が入ってもすぐには見つからないところに置いておきましょう。このアドバイスを実行したある方は、ナショナル・ギャラリーのトイレでスリに遭った際の被害はバッグの上のほうに入れてあった片方の手袋だけで済みました。




11/27/2019

修道士カドフェル

その後のジェイン・オースティンの旅に関しては、近いうちに又報告させていただきます。今日は、イギリスのテレビドラマで人気を得た「ブラザー・カドフェル」に縁のあるシュルーズブリーを訪れた時のことをお伝えします。

修道士カドフェル(Brother Cadfael)はエリス・ピーターズが12世紀のイギリスを舞台に書いた連作ミステリー小説です。彼はシュルーズブリーにある修道院(シュルーズブリー・アビー)で薬草ガーデンの管理を任されていますが、その知性、信仰心、薬草に関する専門知識などによって犯罪を解いていきます。

テレビのシリーズは1994年から1998年までドラマとなってイギリスで大人気。そのためのアトラクションもできて、私も数回お客様をご案内しました。修道院での暮らしを再現したものでしたが2001年に閉鎖されました。

イングリッシュローズの生みの親デイヴィッド・オースチンは「修道士カドフェル」というバラを作り、薔薇愛好家にはファンが多いのです。

シュルーズブリーはシュロプシャー州にあるマーケットタウンです。15~16世紀に建てられた白黒の建物(ハーフティンバー)を含む650件以上がリストに登録されています。(listed buildingsとは保存指定された建物)またチャールズ・ダーウィンが(進化論)生まれた町でもあります。








小説の舞台になっているシュルーズブリー修道院は、ウィリアム公爵のイグランド征服の際にやってきたロジャー・ドゥ・モンゴメリーが1083年に設立したベネディクト派の修道院です。ロジャーは、その後シュルーズブリー伯爵のタイトルとイングランド南部を含む広大な土地を与えられ、その財産は国内総生産の3%に及んだということですですから修道院の一個か二個は簡単に作れたと思うのですが、ここに埋葬されたという事実から、彼にとっても特別な場所であったことがうかがえます。




内部はノルマン建築の部分が多く残っています。




おっ!修道士カドフェルのステンドグラスがあるではありませんか!カドフェルの存在が小説の中とは言え、実際に舞台となった修道院にも感じられます。




ロジャー・ドゥ・モンゴメリーのお墓



Cadfaelの読み方ですが、英語読みは「カドフェル」、日本では「カドフィール」と発音されることが多いそうですが、実はこの名前はウェールズの名前。ウェールズでは「カドヴァイル」と読まれますが、作者によれば「カドヴェル」が正確な発音となっています。このブログでは英語読みを使うことにしました。

この日の朝は、ラグビー・ワールドカップで決勝戦が行われる日。朝早くからホテルのラウンジのテレビの前には人が集まっていました。




イングランドが南アフリカに負けたことを知ったので、その後のナショナルトラスト所有の館に行った時でした。館のスタッフもがっかり。訪問客と慰めあっていました。