8/02/2021

賑わうハイストリートのレストラン

 すっかりご無沙汰してしまいました。テレビではオリンピックの模様が映し出されています。日本のメダルの数が増えれば歓声をあげていますが、私の楽しみの一つは屋外競技で映し出される周りの景色。なんだか私も日本にいるみたいで、この2年遠い国だった日本が急に近くに感じられるようになりました。


その反面日本でのコロナ感染者の数は増えているようで、心配しています。イギリスでは感染者の数は減っているとは言え、入院患者数が増えています。そしてワクチンの接種は進んでいますが、若い人がコロナ感染の危険性を自覚していないようで、ワクチンをすればケバブなどのファーストフードのバウチャーがもらえるようにするとか・・・・・しないとか。もし本当であれば情けない話ですね。まるで5歳児。


さて、先日久しぶりに家族と外食をしてきました。人が集まる屋内は避けて、天井のない庭のような場所があるイタリアレストランでランチです。親せきの家の近くのハイストリートでは、外に椅子のある席は満席。



中はかなり席があるのですが、コロナの関係で距離感を保っているせいか、ガランとしています。2年ぶりの親せきとの外食がこんなに楽しいことを改めて感じた次第です。


このイタリアレストランでは特にピザが美味しいので、以前にもよく行きました。今、イギリスのレストラン、カフェでヴィーガン料理を提供していないところはないと思うほどヴィーガンは日常生活に浸透してきました。事前にチェックしなくてもほとんど大丈夫。



ところで、今回のオリンピックでホリデー先の日本が益々注目を集め出しました。競技のアスリートたちのインタビューでも、いかに日本が素晴らしいか、日本人が親切で、食事が美味しいかを興奮して話しています。完ぺきな宣伝ですね。


日本食ブームも一向に衰える気配はありません。先日行ったイタリアレストランと同じハイストリートにある「寿司マニア」というレストラン。食べ放題、バイキング形式のお寿司屋さんです。5年くらい前にできたこのレストラン。オープンした時は、「どのくらい持ちこたえるかな?」と半信半疑でしたが、いまだに、それもコロナ渦の影響も大したことはなかったのか、いまだに営業しています。




食べ放題で18ポンド80ペンス!




「カツカレー」と言う言葉も、今ではレストランだけではなくスーパーでさえ聞かれるようになりました。オリンピックを見ながら、益々世界が縮まってきていることを感じています。