4/28/2021
エリザベス女王の驚くべき義務感に脱帽!
4/27/2021
5月オンライン・トークのお知らせ
5月のオンライントークのお知らせです。
先日フィリップ殿下のお葬式が行われました。5月は特別オンライントークとしまして、フィリップ殿下に関する内容のトークを追加で開催することになりました。
興味のある方は、是非ご参加ください。
第8回目 「フィリップ殿下~73年エリザベス女王を支え続けたギリシャの王子」
期日:2021年5月12日(水曜日) 日本時間午後8時より。
定員:30名
第9回目 「ウィンザー朝・現エリザベス女王&ウィンザーの町・周辺の観光」
期日:2021年5月15日(土曜日) 日本時間午後8時より。
定員:30名
ブログでのご案内が遅れてしまって申し訳ありません。現在のところ、両トークともに5席ほど残席がありますので、興味のある方は是非ご参加ください。
4/21/2021
コロナワクチンについて。
昨日二回目のワクチンの接種を受けてきました。一回目もそうでしたが、ボランティアの方が沢山いらっしゃって、どんどん誘導してくれます。距離感もしっかり。床にバツ印のテープが張っていましたので、前に進んで次のバツ印の上に立ちます。
普通お医者さんに行くと、予約制にはなっていてもいつも待たされます。時には30分近く待つことも。ところが一回目もそうでしたが、コロナワクチンの接種は早い、早い。結局建物に入って、ワクチンを受けて、建物から出るまでに10分足らず。これですから一日に沢山の人が受けられるのですね。
「今日の健康状態」「一回目に副反応があったかどうか?」「アレルギーは?」「年齢」「住所」「人種」など質問されてすぐに注射。部屋を出る前にスティッカーをいただきました。主人は先週の金曜日に2回目の接種を受けましたが、何ももらえず、医療関係で働いている義理の娘は大きなバッジをいただいたとか。いただくパンフレットもまちまち。イギリスらしいです。
「別に統一する必要のないものは、統一する必要はない。」というところでしょうか。
そのパンフレットですが、ためになるインフォメーションが沢山詰まっていましたのでご紹介します。これまでにイギリスでは3000万人以上の人がワクチンを受け、これは国全体の人口の約半分です。
血栓症に関しては、「何故血栓症が起こるかは解明されていない。」「アストラゼネカの接種を初めて受けたひとに症状が出るケースが多いが、その数は100万人に対して4名の割合」「血栓症が起こるケースは僅かに若い人が多く、接種を受けてから4日から2週間後に起こっている」因みに私はアストラ・ゼネカ、主人はファイザーでした。
毎日テレビで、その日の感染者、死亡者、接種を受けた人の数などが発表されますが、下は今日、2回目の接種を受けた人数です。このうちの一人が私だったというわけ。
幸い一日経った今日になっても副反応はありません。主人の場合は、頭痛がありましたが鎮痛剤をのんで問題なし。
日本は感染者が増加して心配ですね。ワクチンもだいぶ遅れているようです。でも、イギリスは、今の日本とは比べ物にならないくらい大変な期間がありました。どんどん人が亡くなって、私も持病を持った主人と一緒に、ほとんど隔離状態でした。ワクチンもいつできるかわからない状態で、不安な日々を過ごしました。
でも、その時に助けてくれたのが「希望」です。人間、どんな時でも希望を持つことが大切ですね。ワクチンもできましたし、遅れてはいますが日本も徐々に接種が浸透しているようです。
その時に自分にできる限りのことをしていれば、この不安な生活からいつかは抜け出せることを信じて頑張ってください。
(そして、こういう時だからこそできることを見つけて!)
*今日はエリザベス女王の95歳のお誕生日です。エジンバラ公がいらっしゃらない初めてのバースデーでお淋しいことでしょう。一日も早く、ロックダウンがとけてご家族と一緒に過ごされる日々が来ますように。
4/20/2021
フィリップ殿下のお葬式。
先週の金曜日、73年エリザベス女王を影で支えていらっしゃったフィリップ殿下の告別式がウィンザー城の聖ジョージ・チャペルで執り行われました。通常、よほどの例外でない限り、国葬は君主の葬儀と決まっています。国葬ではなくてもパンデミックでなければ、フィリップ殿下の葬儀はロンドンのウェストミンスター寺院で大勢の参列者が見守る中、盛大に行われたことでしょう。
でも、30名に限られた葬儀は、「大げさにしないで欲しい」という殿下のお人柄が現れた感動のお葬式でした。
聖ジョージ・チャペルに到着されるフィリップ殿下の棺
パンデミックで社会的距離の規則に従い、おひとりで着席されるエリザベス女王。
4/13/2021
フィリップ殿下
フィリップ殿下が亡くなってから4日経ちましたが、いまだにテレビ、新聞では殿下に関する報道を続けています。亡くなって初めて知るフィリップ殿下のことも多いのですが、やはりエリザベス女王を守り、陰で支えて来られた業績は何物にも増して偉大だったと思います。
2か月前に亡くなったキャプテン・モアも同世代の方で、しきりにDuty(義務)という言葉を使っていらっしゃいましたが、フィリップ殿下に関しても最後まで義務を全うされた人生を送られた方だったと言えるでしょう。
ご冥福をお祈りします。
4/07/2021
スペインが悪いのではないでしょ。
先日UKWalkerのサイトのためのイングリッシュ・ブルーベルに関する記事を書きました。また16日のトークはイングリッシュ・ブルーベルのことをお話しするつもりです。世界中にあるイングリッシュ・ブルーベルの半分はイギリスにあると言われています。古代の森に咲く神秘的な青い花の中には妖精が住んでいると信じたくなる花です。
ところが1960年代に、野生のイングリッシュ・ブルーベルの中に繁殖力の強いスパニッシュ・ブルーベルが見つかり、それ以後どんどんイングリッシュが混血化して、全く違う花になっています。
何故スペインの名が付いたのかはわかりませんが、イングリッシュ・ブルーベルに関してはスペインは悪者扱いです。
スペインはスパニッシュ・フルーというインフルエンザの名前にもなってしまいました。1918年から2年以上続いたスパニッシュ・フルーのパンデミックは全世界の人工の3分の1である5億人が感染し、死亡者は2000~5000万人と言われています。何故スペインの名前がついてしまったのか?それは誰にもわからないことだそうです。
日本もありがたくない名前に使われてしまいました。Japanese Knotweedといってガーデニイングをする人は特にこの植物に気を付けないと早い勢いで広がってしまい、建物にも被害を及ぼすそうです。でもこの植物は日本から来たのではありません。日本を含むアジアに生息していたもので、日本に限ってのことではないのです。
そういう私も、愛するイングリッシュ・ブルーベルがスパニッシュに征服されてしまったら・・・・・とスパニッシュという言葉にはあまり良いイメージを抱いていなかったのですが・・・・少し前までは。
イギリスでは昔レッド・カイト(アカトビ)が多く生息していたのですが、コレクションとして卵を取る人たちが増え、ここ200年の間に数がグンと減りました。一時はウェールズでは数組の対のレッドカイトしかいなくなったと言われ、ずっと保護鳥になっていました。そして1990年にスペインから13羽のレッドカイトを連れてきたおかげで、今ではその数は1万羽になりました。それでもまだ保護鳥であることに変わりはありません。
私が5年前にここに引っ越してきた時、散歩の途中で時々見かけましたが、最近では一回の散歩に2,3回見られます。この地域は特に多いそうですが、いつも対で空を飛んでいます。「ピーッ、ピーッ」と」鳴きながら上空を滑らかに飛び回る様子を見るのは散歩の楽しみでもあります。
4/01/2021
エイプリルフール
今日はエイプリル・フールの日。最近はあまり特別な日という木がしなくなりましたが、ユーモアのセンスはいつでも持っていたいものです。
おなかを抱えて笑ってみたいと思うかたは、是非下記の1957年のBBCのニュースをご覧ください。良い気候のために、スパゲティが豊作」というニュースです。これを見て、本当に採りたてのスパゲティを買いに行った人もいるとか!
https://www.facebook.com/watch/?v=475723446962249
なんとなく、スパゲティが食べたくなりました。先日お味噌とマッシュルームのスパゲティのレシピを見たので、今日は作ってみようと思います。