昨日二回目のワクチンの接種を受けてきました。一回目もそうでしたが、ボランティアの方が沢山いらっしゃって、どんどん誘導してくれます。距離感もしっかり。床にバツ印のテープが張っていましたので、前に進んで次のバツ印の上に立ちます。
普通お医者さんに行くと、予約制にはなっていてもいつも待たされます。時には30分近く待つことも。ところが一回目もそうでしたが、コロナワクチンの接種は早い、早い。結局建物に入って、ワクチンを受けて、建物から出るまでに10分足らず。これですから一日に沢山の人が受けられるのですね。
「今日の健康状態」「一回目に副反応があったかどうか?」「アレルギーは?」「年齢」「住所」「人種」など質問されてすぐに注射。部屋を出る前にスティッカーをいただきました。主人は先週の金曜日に2回目の接種を受けましたが、何ももらえず、医療関係で働いている義理の娘は大きなバッジをいただいたとか。いただくパンフレットもまちまち。イギリスらしいです。
「別に統一する必要のないものは、統一する必要はない。」というところでしょうか。
そのパンフレットですが、ためになるインフォメーションが沢山詰まっていましたのでご紹介します。これまでにイギリスでは3000万人以上の人がワクチンを受け、これは国全体の人口の約半分です。
血栓症に関しては、「何故血栓症が起こるかは解明されていない。」「アストラゼネカの接種を初めて受けたひとに症状が出るケースが多いが、その数は100万人に対して4名の割合」「血栓症が起こるケースは僅かに若い人が多く、接種を受けてから4日から2週間後に起こっている」因みに私はアストラ・ゼネカ、主人はファイザーでした。
毎日テレビで、その日の感染者、死亡者、接種を受けた人の数などが発表されますが、下は今日、2回目の接種を受けた人数です。このうちの一人が私だったというわけ。
幸い一日経った今日になっても副反応はありません。主人の場合は、頭痛がありましたが鎮痛剤をのんで問題なし。
日本は感染者が増加して心配ですね。ワクチンもだいぶ遅れているようです。でも、イギリスは、今の日本とは比べ物にならないくらい大変な期間がありました。どんどん人が亡くなって、私も持病を持った主人と一緒に、ほとんど隔離状態でした。ワクチンもいつできるかわからない状態で、不安な日々を過ごしました。
でも、その時に助けてくれたのが「希望」です。人間、どんな時でも希望を持つことが大切ですね。ワクチンもできましたし、遅れてはいますが日本も徐々に接種が浸透しているようです。
その時に自分にできる限りのことをしていれば、この不安な生活からいつかは抜け出せることを信じて頑張ってください。
(そして、こういう時だからこそできることを見つけて!)
*今日はエリザベス女王の95歳のお誕生日です。エジンバラ公がいらっしゃらない初めてのバースデーでお淋しいことでしょう。一日も早く、ロックダウンがとけてご家族と一緒に過ごされる日々が来ますように。