先週の金曜日、73年エリザベス女王を影で支えていらっしゃったフィリップ殿下の告別式がウィンザー城の聖ジョージ・チャペルで執り行われました。通常、よほどの例外でない限り、国葬は君主の葬儀と決まっています。国葬ではなくてもパンデミックでなければ、フィリップ殿下の葬儀はロンドンのウェストミンスター寺院で大勢の参列者が見守る中、盛大に行われたことでしょう。
でも、30名に限られた葬儀は、「大げさにしないで欲しい」という殿下のお人柄が現れた感動のお葬式でした。
聖ジョージ・チャペルに到着されるフィリップ殿下の棺
弔砲を打つためにお城に向かう砲兵隊
チャペルに運ばれる棺。
葬儀に向かわれる棺と王族の方たち。
パンデミックで社会的距離の規則に従い、おひとりで着席されるエリザベス女王。
あと2か月で100歳を迎えられるはずだったフィリップ殿下ですが、明日95歳になられる女王様にとってはあまりにも悲しいお誕生日です。お葬式に向かわれる女王様が一層小さく感じられました。