コロナ渦で人々が口癖のように言っているのが、「ロックダウンが解除されても以前の生活に戻ることはあり得ない。」ということ。これをただ聴くだけだと、否定的に聞こえます。でもちょっと待って。以前のような暮らしはあり得ないとは思いますが、以前よりもっと良い暮らしが待っている可能性もあります。そしてもっと良い暮らしをするかどうかは本人次第ということでしょうね。
私が、コロナで学んだことの一つにコミュニティ精神、そしてもっと大規模に世界的にみて人々のつながりの大切さです。100歳になろうとしているキャプテン・トムが自宅の庭を100回往復することでNHS国民医療機関のための募金運動を始め、最初のターゲットの14万円をはるかに超えた40億円以上を集めたことは世界中の話題になりました。
その後彼にインスピレーションを受けた人たち、子供までが募金活動を始め、今では毎日のようにどこで誰が何のためのチャリティ募金を行っているかが報道されています。
先日は息子の誕生日だったのですが、プレゼントの一つがこのTシャツとバッジ、マグネットでした。
コロナで職を失った人たちは多くいます。その中には旅行関係の人たちも含まれます。Show Must Go On・・・・・これは役者さん、パーフォーマンスに関わる人達のために立ち上げられたチャリティ活動の一環で品物を売った収益金が金銭的に苦しい人たちを助けるというもの。
The Show Must Go On とは「舞台裏でどんなことがあっても、ショーは観客のために続けなければいけない」という演劇の世界のキャッチフレーズですが、コロナも例外ではありません。
中のアルファベットはロックダウン以前人気のあったミュージカル、「マンマ・ミア」や「ハミルトン」などのタイトルの中にも使われています。
その下には収益金の行先が表示されています。
多くの俳優がサポートしています。下はジュディ・デンチ。
これから欲しいもの、プレゼントに至るまで、今までの買い物の習慣に変化が起こってくることでしょう。