昨夜の珍しく大きな音を立てて降った雨も上がり、今日は朝から晴天の清々しい火曜日です。たった今、子供たちとの散歩から帰ってきました。いつも行く公園ですが、お天気によって雰囲気が随分違います。今日は、本当に真っ白い花たちが目に眩しいくらいでルビーとジャスパーのリードを片手に持って時々引っ張られながらも、もうひとつの手で写真を写してきました。ぶれているのはそのせいです(と言いたいところですが、カメラの腕だと思います)。
沿道や川岸などイギリス中どこでも見られるカウパセリの美しさには格別です。
白いカウパセリの下にはキンポウゲ(Buttercup)のつやつやした黄色。
イギリスの公園に良く見られる柳。
小さな川はカウパセリで埋もれてしまいそう。
サンザシ(左)も満開です。それはまるで雪にすっぽり覆われた枝のようです。
そしてエルダーフラワーも。今年はちょっと早いような気がします。
エルダーフラワーはコーディアル(甘い飲み物)にも使われますが、デザートの飾りにも。花が終わったあとになるエルダーベリーもミネラルウォーターの香りづけなどに使われます。
イギリスの野生の花で忘れてはならないデイジー。
商店街のグリーンベルトにも沢山咲いていました。
さあ、ガイドの仕事がやっと始まりかけてきました。今日からちょうど1週間後にはカルチャーツーリズムUKの初めてのツアー「アフタヌーンティー文化を学ぶ」が始まります。アフタヌーンティはイギリス文化の大切な一部です。ティーの歴史は正に17世紀以降のイギリスの歴史と言っていいくらいで、アフタヌーンティ文化をきっかけに、イギリス文化そのものを学んでいただき、参加者の好奇心がそこからどんどん広がっていくのが私の願いです。