残念ながら雨の日が多かったのですが雨上がりのガーデンは特に美しく、バラの香りが漂っていました。
キフツゲート.コート
パブリックフットパスを使っての早朝の散歩では3泊したLords of the Manorのホテル
を遠くから眺めて。
を遠くから眺めて。
20分のウォーキングの後に辿り着いたのはLower Slaughterの村。エリザベス女王90歳のお祝いの旗がここにも。
バイブリーの民家の庭も華やかです。
このツアーで毎年訪れるのが古い友人であるDavidの家です。それはコッツウォルズの典型的な村のひとつであるガイティング.パワーにあります。彼はバーンズリー.ハウスに住み、その素晴らしい庭をデザインしたガーデン作家、講師であった故ローズマリー.ヴェリー女史の友人です。若い頃にしょちゅう彼女の庭の手入れの手伝いをしているうちにすっかりローズマリーさんと仲良くなり、彼がガーデンを作る際に色々アドバイスをしてくれたとか。
David の庭にはバーンズリー.ハウスからもらってきた植物もいくつかあります。イギリスの普通の家のガーデンを日本の方に見て頂くと色々なアイディアが湧くようです。ローズマリーさんはチャールズ皇太子とも友人で、Davidの家の中にはチャールズ皇太子がローズマリーさんに贈ったサイン入りの版画も掛けられています。彼は庭のみならず、「男一人住まいの家ですからキッチンは狭いし、子供部屋もないし、イギリスの典型的家庭の家ではありませんが。」と言いながら家の中も開放してくれます。また今年からお隣さんで、ガーデンライターでもあるスーさんの家も日程に組み込まれることになりました。
最近日本でドキュメント番組が作られたという村ガイティング.パワー。
実は彼の庭で私のオッチョコチョイが再発病。いつもDavidが用意して下さる飲み物はコーヒー、紅茶の他にエルダーフラワーのコーディアルなのですが、お手伝いをしている時にお水と思って湯わかしに入れてしまったのが実はコーディアルでした。沸騰する前からいやにぶくぶく泡を吹くなーとは思っていましたが。でも知らないで飲んでみるとおいしいではありませんか! お客様にも試飲していただきましたが、好評でした! ほんのりした甘味と酸味、そしてエルダーフラワーの香りが漂って美味しい!
Davidも「うーん、なかなかいけるねー。」
数日後にDavidから「先日は来てくれてありがとう。ツアーの皆さんによろしく。」と、電話が入りました。「覚えていないと思うけど、君は昨年も同じことをした。コーディアルを湯わかしに入れた。」 あらっ、そうだったかしら。全然覚えていません。去年のお客様、「この紅茶、変わった味。」と思われたでしょうね。
「しかし、今回はすごいことを発見した。あの湯わかしをしばらくそのままにしていたらなんと湯わかしの中がピカピカになっていた。」これはすごい発見です。できれば変な薬品や漂白剤など使いたくないです。エルダーフラワーの花は今道端や公園に沢山咲いていますので、湯わかしに入れてみようと思います。生活の知恵って、こうしたアクシデントで見つかる場合が多いですよね。私のオッチョコチョイもちゃんと意味があるのです。