函館に4泊、東京に2泊という超スピーディーな日本滞在から数日前に戻りました。急に決まった出張でしたが家族や友人との時間も少し持てました。
さて今回の航空便は久々の全日空。何年か前にやはり全日空を利用した際に機内食をヴィーガンでお願いしたところ、全てサラダ。サラダは大好きですが全部サラダというのも....それで今回は新しく加わった「オリエンタル.ヴェジタリアン」の食事というのを予めお願いしておきました。
そしてドリンク時のスナックを見て驚きました。ヴェジタリアン、ハラールの人も、そしてグルーテンにアレルギーの人も安心して食べられることが大きく表示されています。今まで外国のエアラインでこのような表示をしてあるものは見かけましたが、東洋系では初めてです。ヴィーガンの表示のあるスナックが出されるのも時間の問題と感じました。
ということで、全日空の食事はとても美味しかったです。というのは今回の日本滞在で、妹たちが作ってくれた料理、いつも行く函館のレストランでのトルコ料理、妹の友人でメニューにない料理を提供してくれたレストラン以外の食事は単に「おなかを満たすためのもの」。最後に泊まったホテルもヴィーガンどころかヴェジタリアン料理もなし。売店で何かを買おうとしましたが、おにぎりは売り切れ、30種類くらいあると思われるカップ麺もどれひとつヴェジタリアン用はなし。まあ、急に決まって、しかも東京で急激に増えだしたというヴィーガン料理のレストランに行く時間もなく、今回は我慢しました。
こちらでは飛行機を予約する時はユダヤの人はコーシャ料理、イスラム教の人はハラール料理などの機内食も予約します。その他アレルギーの人にも選択があります。これほどまでに食に関しての文化や好みが違う人が飛行機を利用する時代になりましたものね。航空会社も大変です。これから全日空もJALも色々な食生活をしている人のニーズに合わせておいしい和食を提供してくれることでしょう。楽しみです。