昨日、第一回目のカルチャーツーリズムUKのオンライントークを無事終えました。阪急英国フェアーの際のトークに引き続き私にとっては2回目のオンライントークでしたが、今回はZoomの操作は完全に自分一人でしなければならず、ここ一週間はその練習ばかりしていました。「うまくできるかも?」と少し自信がついても、その次の練習はまた逆戻りしたり。写真、動画の操作法がなかなかうまくいきません。
大勢の方々にお申し込みをいただきましたが、Zoomの招待メールが迷惑メールに入っていたり、おひとりの方は送信の記録はあるものの迷惑メールにも入っていなくて完全に消えてしまったようです。そういうこともあることに気が付きました。
時々マイクの調子が悪かったりご迷惑をおかけした箇所もありましたが、皆さん辛抱強くお付き合いいただき、ありがとうございました。予定時間をかなりオーバーしてしまいましたが、イギリスの空気を少しでも感じていただけたらうれしいです。私も直に皆さんとお話ししている感じで、実に楽しいひと時でした。
さて、今日は11月11日、第一次世界大戦が終結した記念日です。この日に一番近い日曜日は(一昨昨日)リメンブランス・サンデー Remembrance Sundayと言って、11時に戦没者のための黙とうが行われます。ロンドンのホワイトホールにある戦没者の記念碑にはロイヤルファミリー、政治家、退役現役軍人が集まって式典が行われますが、今年はごくわずかな人のみ実際に参加し、あとは皆さんテレビで見ていたようです。
この時期には、戦争で負傷した方々やご家族の方のための寄付金を募るためにポピーの花が売られます。戦争記念碑にもポピーの花です。第一次世界大戦で激戦が行われたフランダースの戦地にしばらくしてからたくさんのポピーが咲きだしたことで、ある軍医が詩を作ったのがきっかけでポピーは戦没者の血から生まれると言われるようになり、毎年寄付金を募集する際に紙で作られたポピーが売られます。
私の住む町でも毎年式典が行われますが、今年はロックダウンの中セレモニーは中止です。その代わり11日の11時には近所の人が玄関口に出て皆で2分間の黙とうが行われました。
例年の式典では記念碑のところを退役、現役軍人、そして子供たちがパレードを行いますが、今年はそれも中止でした。下は3年前の写真です。
いつも散歩で出会う犬までポピー。(因みにこの犬の名前もポピー)