1/21/2021

バイデン大統領に期待。

 昨日のカルチャーツーリズムUK主催の第三回目オンライントークは無事終わりました。今回のタイトルは「バレンタインデーとイギリス菓子」でしたが、お菓子に興味を持つ方は大勢いいらっしゃるようで、定員30名のところウェイティングでお待ちの方もいらっしゃったくらいです。私もまるで皆さんをイギリスでご案内している気持ちになりました。ありがとうございました。バレンタインデーの名前になった聖バレンタインのこと、カードやチョコレートを渡す習慣になった背景や、チョコレートの歴史などをご紹介しました。





チョコレートは1800年の中ごろまでは飲み物であったことは意外と知られていません。またイギリスのティーショップやコーヒーショップではココアと言うものがなかなか見当たらない理由などをお話ししました。

トーク後ご感想、コメントをいただき、これからのZoomオンライントークの参考にさせていただきます。ありがとうございました。

また、タイトルと直接は関係はないにしても今のイギリスを感じていただくために、咲き出したスノードロップのことや作り始めたマーマレードのこともお話ししました。



例年ですとそろそろスノードロップを見に、特別にこの時期一般公開している個人のガーデンなどに行く計画を立て始めるのですが、今年はそうもいきません。



そして昨日はトークの後、アメリカの新大統領の就任式の中継があり、テレビにくぎ付けになって見ていました。つい2週間前に暴動があった同じ場所で、レディ・ガガの歌、そして若い桂冠詩人の素晴らしい詩の朗読などと共にバイデン新大統領は、民主主義が侵されて分裂してしまったアメリカの団結(ユナイト)のための努力を誓いました。



大変な時に大統領になったと同情していましたが、「今ほどアメリカという国に対して希望的(楽観的)に思ったことはない。」という言葉を聞いて、安心しました。



苦しい経験も多くしてきたバイデンさんが、様々な環境、状況に暮らす人の気持ちを良く理解し、アメリカをまとまった国にしてくれることを切に望んでします。「ああ、バイデンとイギリスのボリスを取り替えて欲しい!」とさえ思うくらい感動的な就任式でした。史上初めての女性でありラテン系の副大統領の誕生にも希望が持たれます。(失礼!今アメリカはバイデンさんのような大統領が必要ですよね。イギリスもバイデンさんのような人が首相にならないかしら?という意味でした。)

さて次回のオンライントークは2月15日(月)に湖水地方のお話をさせていただく予定です。観光地として知られた場所の他、私の中での秘密の場所などそっとお知らせします! 詳細が決まりましたらこのブログでもお知らせしますね。