3/23/2021

最初のロックダウンから一年

 カルチャーツーリズムUK主催の3月のトークを無事終えました。今回のテーマは「イギリスの春とイースター」でしたが、イースターのお話をするにはキリスト教のこと、イギリスのキリスト教の歴史なども話さなくてはいけないし、それに関係のある母の日、イースターの食べ物なども入れて・・・・・など考えているうちにかなり時間オーバー。その後に始まったおしゃべり会では、イギリスのコロナ渦の状況やハリー&メガンさんのことに至るまでいろいろな意見が出てまたまた時間オーバー。イギリスでは午前の11時開始でしたが、日本では20時です。終わったのは22時半頃だったと思います。「退場はご自由に」とお伝えしていますが、私もつい楽しくて長いおしゃべりをしてしまいました。


イースターのシンボルの羊



卵もイースターのシンボル。昔近所の子供さんが作ってくれたイースターのカップケーキ。




さてイギリスで最初にロックダウンが始まってから、今日でちょうど一年です。一年間にコロナがあの勢いで世界中に広がり大勢の死亡者を出すことになるなど誰が想像したでしょう。

一年前のイギリスのコロナウィールス患者の死亡者は364人、そして現在までの総計は12万6000人を超えました。そしてワクチン接種が始まってからは猛スピード行い、現在では人口の半分は、一回、または2回のワクチンを受けたということです。そのせいかどうかわかりませんが、感染者も死亡者も急激に減っています。

ところが、今度はヨーロッパの国々で第三波が襲ってくる可能性もあり、ロックダウンを再び開始した国もあります。ボリス首相は「イギリスにも上陸の可能性あり」と言っていますし、まだまだ油断はできません。

昨日、ロンドンの友人から「やっとワクチン接種を受けました。」と連絡がありました。注射をしてくれたのは、飛行機のキャビンアテンダントだったそうです。便数もグンと減った旅客航空業界は悲惨な状態です。そこで彼女は、ワクチン接種のトレーニングを受けて、今は忙しく注射を打っているそうです。そうですよね、こんなに速いスピードでワクチンの接種が行われるのは、医療関係の人だけでは無理です。

私たち夫婦も第二回目の接種を待っているところです。