以前にもお話ししましたが、今回のスコットランド旅行は佳奈ちゃんのハズバンドの夢「一生に一度だけでもゴルフの聖地セント.アンドリュースのオールド
コースに立ってみたい」のひとことで実現したものです。ですから何と言ってもここがハイライト。ホテルも一番贅沢に、オールドコースが眼下に見える部屋を
予約しました。
2日目の朝、彼女たちの部屋に行ったところ、窓際にちゃんと椅子が置かれていました。一晩中、ここでオールド.コースを眺めていたのかしら?その途端に両
親とのカナダ旅行を思い出しました。もう15年近く前の事です。レイク.ルイ―スは両親のために湖が眺められる部屋を予約しました。翌日両親の部屋に行っ
てみると父は窓際に椅子を置いて、湖を眺めていました。早朝からっずっとそうしているのだと母がおしえてくれました。英国の景色の良いホテルでは部屋はひ
とつの料金、眺めはエキストラが普通です。そのエキストラを払う価値があるかどうかは、それぞれ人によって違います。私はどちらかと言えばレジャーで泊ま
る際はエキストラを支払っても景色の良い部屋に泊まりたいほうです。仕事の時は景色をのんびり楽しむ時間も余裕もないので、例え隣の家の壁しか見えなくて
もそんなに気になりませんが。(実際にそういうホテルに泊まったことが何度もあります。窓の役目を全然果たしていないような窓で、昼間でも電気をつけなけ
れば部屋が暗くてほとんど見えなかったこともありました。)
この写真は私の部屋から撮影したものです。ずっと向こうにクラブハウス(正式名はThe Royal and Ancient Golf of St
Andrewsのクラブハウス)のグレイの建物が見えます。そして右奥には、18番ホールのすぐそばのスウィルカン橋(Swilcan
Bridge)があります。2005年にはジャック.ニクラウスがプロとしての最後を飾ったところですし、その他にも数多くのプロゴルファーが写真を撮っ
たところです。
そのすぐ後ろには道路との境界である白い柵が見えるでしょう。このゴルフ場はパブリックですので、誰でも簡単に入ることができます。次のチームが来る前に急いでスウィルカン橋で記念写真を撮影をする観光客もいます(私たち)。
佳奈ちゃんのハズバンドは、今回は‘立つだけのゴルフ場’でしたが、次回はプレイする気が盛り上がってきたようです。それも夢ではありません。絶対に実現させてください。