12/28/2015

本当は12日間続くクリスマスのお祝い。

みなさんはクリスマスをどう過ごされましたか?日本の伝統ではお正月が大切ですから、そのために心身ともに準備期間といった方が多いかもしれませんね。

イギリスでは25、26日が仕事、お店、博物館などが休みの日ですが28日ともなりますとほとんど正常に戻っています。我が家では息子家族に加え、初めて日本から妹が参加して賑やかなクリスマスになりました。そして昨日、息子家族も妹も帰ってしまって急に静かになり、なんだか別の家にいるようです。


 
 
でも本当はクリスマスから12日間はお祭り期間。つまりそれは1月5日まで続くということ。最後の日にはクリスマスツリーなどの飾りを全て取り払います。シェイクスピアの「十二夜」はクリスマス最後の日の娯楽として書かれたと言われていますし、The Twelve Days of Christmasは18世紀の詩に20世紀初め、曲をつけたもので今ではクリスマスには欠かせない歌になっています。(https://www.youtube.com/watch?v=oyEyMjdD2uk で聴いてみてください。) 12日間毎日贈られるプレゼントを歌ったものです。

でも今では12日間もお祭りが続いたら、世界が止まってしまうかもしれませんね。益々忙しい時代になっていますから。

我が家のクリスマスは去年までは七面鳥などの鳥をローストしたものと、ヴィーガン用のナッツローフを両方作っていましたが、今年からは完全ヴィーガンクリスマスディナーにしました。スターターからメイン(お肉なしのビーフウェリントン)、デザートまで全てヴィーガンです。(食べるのに忙しく、写真を撮り損ねてしまいました)

その準備をしていたクリスマスイブの日、カナダにいる娘からヴィーガン/ロー(vegan/raw)のケーキが届きました。完全菜食に加え、加熱することなしに作られたケーキです。

今はインターネットの時代。世界中どこにいても生のプレゼントが送れる時代になりました。(と言っても、パソコン自体が苦手な私には大変な苦労ですが)娘はカナダからイギリスの業者に注文して届けてもらったようです。


 
チョコレート、ライム、パッションフルーツ、ココナッツなどの色々なケーキが並びます。
 
 



ここ数年は主人も80%はヴィーガン食を食べています。昨日は友人にヴィーガンのランチによばれ、今日はヴェジタリアンディナーによばれています。そうしたら私のクリスマスもほぼ終わりです。日本の方には及びませんが、明日からおせち料理の準備にかかろうと思います。