毎年この時期にご案内させていただいている九州の甲南高校の学生さんのご案内です。この学校の子供さんたちと一緒にいると「日本の将来はこの子たちが支えてくれる」という気がしてうれしくなります。自分の意思をしっかり持ち、希望に向かって努力する若者は日本、というより地球の宝です。彼らは自分の子供よりもっと若く、少し大げさですが孫の年代。でも彼らから学ぶことは実に多く、毎年貴重な体験をさせていただいています。
さて、人間の娘たちから昨日母の日のプレゼントが届きました。オレンジ色のマフラーです。何故オレンジ色かと言いますと、今月17,18日に開催されるダルメインの「ダルメイン・マーマレードアワード&フェスティヴァル」に今年も林敦子さんと出席するからです。この期間、ペンリスの町はオレンジ色になりますし、セレモニーでも何かオレンジ色のものを身に着けている人が多いのです。
このマフラーはオーガニックのコットンでできています。
そしてフェアートレード。
ラベルの裏側を読んでみるとこのようなことが書かれています。 「 有害な化学農薬や肥料を避けることによって、綿を栽培する農家は彼ら自身を、そして環境を保護することに貢献しています。オーガニックの綿栽培は、毎年1エーカーあたり1・5トンの二酸化炭素を土壌に保存して地球を保護しています。」(土壌に二酸化炭素を保つことが温暖化を緩和する。)
以前オーガニックのファッションを扱っている 有名なファームショップに行ったところ、あまりの値段の高さにびっくり。特定の人だけしか手に入れられないオーガニックファッションの将来性を危ぶんだものです。でも今は、食べ物を初め、オーガニック製品は徐々に値段も下がり場合によってはオーガニックではないものと値段がそんなに変わらない場合もあります。
マフラーを手にして、肌触りもさることながらフェアートレードで生産に関わる人もハッピー、そして環境にもいいと思うと心も体も芯から温まる気がします。