1/24/2019

インテリアデザイナーの友人と泊まったホテル

日本で、特に店舗のインテリアデザイナーをしている友人と一緒にコッツウォルズの2泊の小旅行に出かけました。今回の彼女の目的は、「小さなホテル、またはBBに泊まりながらインテリアを見て雰囲気を味わう」ということで、宿泊所を決める時は部屋のセンスにプライオリティを置いて予約しました。

私がお客様の宿泊場所を決めるには、まずその方が一番興味のあるところに焦点を置きます。それは料金を優先するか?例えばマナーハウスのような高級なホテルか?または安めのホテルをご希望か?新しくて便利さを優先するか?それともトラディッショナルな歴史あるホテルがいいか?・・・・・・湖水地方など特に景観の美しいところは部屋からの眺めに重点を置くこともあります。ネットで予約することは稀で、ほとんどの場合はホテルに直接電話をして部屋のタイプなどを交渉しながら予約します。


今回は一泊はパブしかないような小さな村に、もう一泊は比較的観光でも有名な村の2か所に宿泊。友人は部屋だけではなく、食事をする場所やロビー、廊下などのデザインにも興味があります。

私は個人的には、パブやレストランに併設されるホテルは避けがちです。でも今回は大当たりでした。ひとつは一泊一部屋朝食付きで90ポンド、もう一つのホテルも110ポンド前後とリーズナブル。食事もまあまあ、特に一つ目のホテルのサービスは抜群で実に快適に過ごしました。







オーナーが犬好きというのも友人には気に入ったようです。どこにも犬の写真や絵が掛かっていました。










5部屋しかないホテルで暇そうなのが気になりましたが、そのおかげで空いている部屋を見せていただきました。その日に到着するお客様は犬連れということで犬の足跡の付いた毛布がベッドに掛けられていました。ちょっとしたサービスも素敵です。顧客が多いのでしょう。







イギリスにいる間はヴィーガン食で通したいという友人も気に入った朝食。







もうひとつのホテルはメインストリートに面していましたが、そこがコッツウォルズ。夜中にはほとんど車も行き来しないようで静か。ゆっくり眠られました。




バスタブの他にウォークイン・シャワー(シャワーキュービクル)もある広くて贅沢なバスルームでした。



ヴィーガンソーセージとアヴォカド、マッシュルーム、トマトの朝食。




なんと、偶然にもここの内装も犬がメインの動物がテーマ。流行なのでしょうか?



本物の鹿の首がかかっていることがよくあります。それはいやです。でもここの鹿は眼鏡をかけていました。







今回はホテルの他、家具やカーテン生地などのお店を周りました。またアンティークにも興味のある友人のためにアンティークショップも周りました。全体で5泊という短いイギリス滞在でしたが、いつも仕事で忙しい友人は大満足して帰国しました。今度は友人を誘ってガーデン巡りをしたいとか。

完全に日常の生活と環境を変えることでリフレッシュ、新しい気持ちで日常の生活に臨んだり、仕事に専念することも旅の効果ですね。そして私もお客様から同じように大きなエネルギーをいただいていることをいつも感じます。