1/28/2019

学校と商店街のお店が一緒になって・・・・

数日前の新聞に興味深い記事が載っていたのでご紹介します。



全てはハロゲートで本屋を営む女性のツィートから始まりました。




ネット販売の業界が勢いよく伸びているのに反し、個人経営のお店がどんどん閉店になっています。こういうお店はコミュニティのひとつとして、地元の人には必要なものなのですが、現実は厳しい状況に立たされているようです。

そんな中で、この本屋のオーナーであるジョージア・ダッフィーさんが「今日一日で、たった12ポンド23ペンスしか売り上げしかありませんでした。皆さん、個人経営のお店を応援してください。」と、全国的に問題になっている個人店の苦境を訴えました。これを聞いたある地元の学校は、図書館用に200冊以上を購入、優秀な子にご褒美として贈る賞品も、この本屋の商品券にしました。これに留まらず、その学校はネットワークを通して地元のお店を応援するよう呼びかけ、地元のお店で買い物をするとディスカウントされるシステムまで作りました。


ダフィー夫人のツイートから、事は全国に広がり今では本好きからの注文が殺到、Eメールや学校からの注文も増えました。

確かにインターネットでの注文は便利です。でも地元の人たちが実際に話をしながら購入できる本屋さん、また本屋さんに限らずローカルのお店は大事な存在です。ネットのみの買い物の時代が来たらさびしいですよね。安さ、便利さだけではなく、もっと大切なものに気が付かないと・・・とこの記事を読んで考えました。