7/11/2020

ドラマに見るユダヤ人の世界

ここ3か月、ネットフリックスのチャンネルでドラマを見る機会がずいぶん増えました。それも今までほとんど出会うことがなかったキューバ、ブラジル、イスラエルなどの作品を多く見ていますが、知らなかった社会を見ることができて夢中になっています。

最初に出会ったのがユダヤ人社会を表した3本の連続ドラマです。一つは「アンオーソドックス(半伝統派)」というドラマで、お見合い結婚の相手との不幸せな結婚生活から逃れるためにニューヨークからベルリンに逃げた女性が、今までと全く違う人たちに出会うという内容です。





もうひとつは「シュティセル」というタイトルのドラマ。これはエルサレムに暮らすユダヤ人家族関係を描いたドラマで、伝統的な家族の絆を描いたドラマです。







もうひとつは「AD    A Kingdom and Empire (み国と帝国)」という連続ドラマです。

話はキリストの磔刑から始まり、その後使徒たちが身の危険をおかしながらキリスト教を伝道する様子を表したもので、実によくできていたと思うのですが、使徒のひとりピーターが危険な状態に面したところで突然ドラマは終わってしまいました。理由は、視聴者からの評判が悪かったからという理由ですが、どんな理由であれ、ああいう状態でずっと見ていたドラマが突然終了したことは許せない行為です! 『制作会社、配給会社は責任をもってある程度完結するまで番組を提供しなければならない。』という法律を作るべきです!






この3つのドラマによって、今まで知らなかったユダヤ教、ユダヤ人の人生、暮らし、考え方を少しだけ垣間見た気がします。

そんなとき、偶然にヴィクトリア時代の首相であったユダヤ人のベンジャミン・ディズラエリに関する記事に出会いました。このことに関しては次回のブログでお話しします。