私は日本のワールドブリッジという旅行社のガーデンツアーが始まった当初から担当させていただいています。最初は年に1本だったのが、2本になり、今年から3本になりました。ツアーの中身は最初はマナーハウス1泊でしたが、それが2泊になったくらいであとは食事の内容だけはその年によって違ったりはするもののほとんど変わっていません。
今年は私は2本のみを担当し、最後のツアーは同僚が今日から始めることになっています。彼女にとってこの会社のガーデンツアーは初めてですが、細かいところまで打ち合わせをして引き継ぎました。私よりずっとしっかりしていて知識も豊富な方なので成功間違いなしです。
さて、今回も写真を沢山写してきましたので、ご紹介しますね。行った順に載せますので、皆さんにもツアーに参加した気分になっていただければうれしいです。今年は特にバラが見事でした。バラの開花は年によって違います。でもバラが見られなくても何かのお花が「今が満開」というものが絶対あるはずです。ガーデンツアーに参加する場合は、そういう花との出会いこそが感動ものです。
まずはシシングハースト.カースルです。ここのホワイトガーデンの白い蔓バラは一週間前はつぼみばかりでしたが、パーッと咲き出しました。ジギタリス他、白の花で埋まっていました。
ラッキーなことに建物がある前の芝生ではチャリティコンサートが行われていました。
さて次は3時間ドライブしてウィンチェスターの町に近いモティスフォント.アビーです。ここは特にオールドローズが有名で、壁に囲まれたウォールドガーデンに入る前に、中庭に置かれているバラを見ただけで皆さん感激。写真を撮りだして、なかなか私についてきてくださいません。「これはほんの前菜です。メインディッシュはこれからですよー。」とお知らせしてやっと全員集合。下の写真は壁の中です。
その後ヒドコートマナーやキフツゲートなどを周って最後にデイヴィッド.オースチンのバラ園へ。前の週も素晴らしかったですが、今回もすごいっ!その日は風もなく、ガーデンのどこに立っても香りが漂います。
バラに埋もれたアーチをくぐると特にその香りが強くなってウットリ。
こぼれんばかりのバラに遮られて歩道がせまくなっています。
時間があったらベンチに座ってのんびり本でも読んでいたい気分でした。
そうそう、前回のレディ.ハミルトンはちょっと落ち着いた色になったみたい。一週間前はかなり目立っていましたが、この日は他のバラとバランスよく(洒落のつもりです)、大人しい感じになっていました。先週はきっと開いたばかりでこのレディはちょっと興奮気味だったのかも?
ガーデンツアーが終わってしまってちょっと淋しい気がします。次のツアーは紅茶関係、食関係のツアーですが、ちょっと家でのんびり。愛犬と戯れています。