2/08/2015

スノードロップとベニングトンの村

ハートフォードシャー州に行く用事があったので、ベニングトン.ロードシップという昔はマナーハウスだった館の庭に寄ってスノードロップを見てきました。ロンドンではすっかり溶けてしまった雪も、ここではところどころに残っています。遠くから「スノードロップ!」と思って近づくと雪だったりして。


ここはサクソン時代から砦があったところでマーシア王国の王たちの王宮でしたが、今残る門のような建物は1138年にウィリアム征服王の甥の息子によって建てられた砦の一部です。やはりノルマン時代に創られた堀の土手にスノードロップが咲いています。
 








‘雪より白い!’ と感動するのは、いつもその年で一番最初に見るスノードロップです。







 
 
スノードロップと一緒に咲いている黄色の花は、ウィンター.アコナイトでキンポウゲの家族です。
 
 
 
 
 
 
また同じ時期にはクリスマスローズもよく見かけますね。
 
 
 
 
そして見つけたのが梅の蕾。もう春がすぐそこまで来ています。
 
 
 
 
現在の館は1744年に建てられたものです。(内部は非公開)
 
 
 
 
1838年に建てられたサマーハウスです。
 
 
 
 
7エーカーのガーデンは30分くらいの散歩には
ちょうど良い広さです。
 
 
 
 
 
 
Benington Lordshipには初めて訪れましたがBenington の村はずーっと前にちょこっとだけ訪れたことがあります。正に「イギリス!」と思わせる村で ‘ゆっくり訪れたい村’ のひとつでした。村の人口は1000人。でもこの日もスノードロップを見に来た人、ウォーキングに来た人以外はほとんど村に住む人が歩いている姿さえ見かけませんでした。静かな村です。
 
 
 
 
 
現在のセント.ピーターズ教会は13世紀の終わりから14世紀の初めにかけて建てられました。
 
 
 
 
 
スノードロップは今月いっぱいはイギリス中あちこちで咲いています。次回は少し遠出してみるつもりです。