庭の隅にせっかく咲き出したプリムローズもこれで終わり? 雪にはワクワクしますがちょっと淋しい気持ちも.....
夏が終わるころからからずっと咲いていたヒースの花も.....
ロビーの置きものも......雪の上に並んだロビーの足跡を思い出します。
さて、今日はちょっと変わった観光のご紹介です。昨年ご一緒させていただいたお客様のおひとりは、日本でBBCのニュースを毎日ご覧になっている方。ロンドンでの観光目的はBBCニュースが放映されているBBC Broadcasting Houseのツアーに参加されることでした。こういうツアーがあること自体、私は知りませんでしたので貴重な情報でした。
BBCとはBritish Broadcasting Corporationの略で、イギリス国営放送協会のこと。1922年に民間の放送会社として始まり、1927年に国営になりました。
BBCニュースは世界中200か国の国や地域で放送されていて、世界の最新ニュースを24時間体制で報道するために、日本でも在日外国人に人気のニュースチャンネルです。そのニュースが放送されているのが、ロンドンの中心、オックスフォードサーカスから徒歩で2分のブロードカスティングハウスです。
世界一大きなニュース報道局の年間予算は3億5000万ポンド(700億円)、3500人のスタッフのうち2000名はジャーナリストとか。さて、その建物の中はなんと誰でも入ることができます。しかもキャンティーンのガラスの壁の下は、正にBBCニュースでまずテレビ画面に写されるあのニュースルームです。大勢の人が働いています。もちろんキャンティーンも誰でも利用できるので、サンドウィッチを食べながら、ガラス越しに見えるニュースルームで働く人たちの仕事ぶりも見ることができるというおもしろい場所です。
ただひとつ禁止されているのは、ニュースルームの写真撮影です。ガラス越しでさえ、写真は撮影できません。
さて、ここで行われるツアーに参加されたKさんから写真が送られてきました。ご本人の許可を得て、皆さんとシェアーさせていただきます。
ウェザーガールになったKさん。
Kさんは私が特に好きなニュースキャスターのヒュー.エドワーズと話をされたとか!建物を出た途端にビル.ナイーが(ヒュー.グラント主演のLove Actuallyやジュディ.デンチ、マギー.スミスなどのベテラン俳優が勢ぞろいしたExiotic Marigold Hotelなどに出演)向こうから歩いてきました。フムフム、さすがBBCの建物です。有名人が何気なく歩いています。
Kさんは、驚くほど英語がお上手でした。海外に住まれた経験はないとおっしゃいますが、BBCのニュースを毎日チェックされるだけで、あんなに英語が上達するとは!
今年もお客様に沢山の情報を頂くことと思います。それを、これからイギリスに興味のある方々に提供して、更に大きな興味を持っていただくことを願っています。
Kさん、ありがとうございました。私もBBCのニュースを見る時に時々Kさんのことを思い出すことでしょう。