11/05/2016

キューガーデンでの勉強会

 
仕事が少なくなるこの時期は私が属しているブルーバッジのギルドやJRTGAがさまざまな勉強会を催してくれます。昨日はJRTGA(英国日本語観光ガイド協会)でキューガーデン専門のガイドによる温室をメインにした勉強会でした。今年初めにやはりJRTGA主催で山中真澄さん(キューガーデンのキュレーター)のレクチャに参加したのに続き2回目のキューガーデンレクチャーです。
 
 
ご存知のようにキューガーデンは世界遺産に登録されている植物園です。この時期のキューガーデンも素敵です。だいぶ前に「家庭画報」の雑誌でキューガーデンの四季を特集した際にコーディネートをさせていただきました。カメラマン兼ライターは南川三次郎さんでしたが、その時は本当に「キューガーデンは一年を通じていつも美しい」と感じました。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
シャーリー.シャーウッド.ギャラリーで行われている「フローラ.ジャポニカ展」は日本の植物をテーマにしたボタニカルアートをメインに扱っています。そこでは「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎や服部雪斎、伊藤圭介の植物画やキューの蔵書のひとつシーボルトの「フローラ.ジャポニカ」他、現在日本で活躍されている角野葉子さん、吉田佳子さんら30名以上のボタ二カル.アーティストの作品が展示されています。 いつも行こう行こうと思いながら今になってしまいました。       
 
 
会場内は写真撮影が禁止されていますので、看板だけ。
 
 
 
 
 
ここ何年間郊外での仕事が多く、ロンドンに出る機会が少なくなってきました。それで日本人の同僚に会うことも珍しいのですが、昨日はレクチャーの後久しぶりでイタリア料理を食べながらおしゃべりに花が咲きました。
 
いつも色々な興味深い勉強会を企画して下さるJRTGA(英国日本語観光ガイド協会)の役員たちに感謝です。