18歳のウィペット犬ウォルナッツが高齢のために自分で歩くことも食べることもできなくなった
ので、オーナーは安楽死させる決心をします。
元気なころのウォルナッツ
ウッズ氏はいつも通り海岸に連れていき、いつも通り過してウォルナッツを送り出そうと考えます。そしてフェイスブックで「一緒に歩きたい人はどうぞ」と呼びかけました。ところが当日海岸には犬を連れた人、人間だけで来た人など数百人が集まりました。
コーンウォールまで来ることができない人は、ウォルナッツを思いながら別の場所で散歩しました。ウッヅ氏にとっては18年間いつも一緒にいた犬です。仕事にも連れて行き、時にはガールフレンドが焼きもちをやくほど。
毛布にくるまれたウォルナッツの愛した海岸で最後の散歩。
全国から多くのメッセージが送られました。この詩も
そのうちのひとつで、ウォルナッツのウッズ氏に対する気持ちを表しています。
翌日、ウォルナッツはウッズ氏ご夫妻、他の2匹の犬たちに見守られながら静かに息を引き取りました。
動物は、人間が誰しも持っている「美しいもの」を引き出してくれます。世の中の醜いものがいつも目の前に現れて、時には人間であることさえいやになることがあります。そんな時、動物を通して感じる人間の美しい心が唯一の癒しのような気がします。
更にウォルナッツのことを詳しく知りたい方は下記のリンクを訪れてください。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-cornwall-37955748