9/12/2017

暗いニュースが続く今だからこそ。

北朝鮮によるミサイル発射に続き、メキシコやバングラディッシュ他で起きている地震、アメリカやキューバでのハリケーンの被害などの情報が刻々とニュースを通じて流れてきています。世界中がなんとなく暗い雰囲気のこの頃です。

ミサイル発射の際は北海道上空を通過して襟裳岬の東1180キロの太平洋上に落下したというニュースを聞いて思わず妹に電話しました。「サイレンが鳴って驚いたが生活は通常通り」と聞いて、まずはほっとしました。でも良く考えてみて思ったことは、これからの北朝鮮による日本を含む世界の安全の問題、そしてミサイルがどんどん落ちていく海の事です。ほっとしたのもつかの間、まだまだ問題が沢山残っていることを思い出しました。

ハリケーンに関しては昨日のニュースで「イルマ」がフロリダに上陸と聞いて、アメリカの親戚や友人のことが気になっています。異常気候は人の手による環境破壊も大きな原因です。少し前はロンドンのテロ事件がありました。昔と違って、今起きたことが新しいニュースとして世界中にどんどん流れます。世界の人たちの距離は年々狭くなってきています。「他人事」とは思えない状態が続く今日、世界の人は手をつないで平和に向かって生きる道しかありません。シリアでの騒乱も今は他のニュースの陰になってニュースとしては大きく取り上げられていませんが、まだまだ続いています。

「自分だけがいいのなら。」「自分の家族だけが健康であれば」「自分の国だけが穏やかであれば」など言っていられない世の中になりました。ほとんどが人間の手で引き起こされる危機です。それは人間の手で解決しなければいけません。個人としてできることはないように思ってしまいますが、そうではなく顕微鏡で見なければ見えない力でも、そこから輪が広がって、しまいには他の輪とくっついて大きくなっていくことを信じましょう。もっと自然に、もっと人間の本来の生き方に戻ることを考える時期が来たと痛切に思うこの頃です。