でも公園には間違いなく春が来ています。
このところ珍しくロンドンでの仕事が続きました。お天気も良く、8つのロイヤルパークのうちグリーンパーク、セント・ジェイムスパークを散歩する機会があったのは幸いでした。そこにはすでに春がやってきていました。
(ロンドンのハイドパークやリージェンツパーク、リッチモンドパークなど大きな公園は実は王室が所有するもので、言わば私たちは女王のご厚意で使わせていただいていることになっています。全て合わせると約20平方キロメートル)
他のロイヤルパークと違って、グリーンパークには花壇がありません。(1660年に即位したチャールズ2世が、ある女性のためにお花を摘んでいたところを奥方に知られ、嫉妬した彼女はそこにあったお花を全て取り払ったという伝説がありますが、真実味はさて?)
グリーンパークでは25万本の水仙が植えられています。
セント・ジェイムス公園はロイヤルパークの中では最も古く、1664年にロシア大使がチャールズ2世にペリカンを贈ってから現在でもエキゾチックな水鳥で有名です。またきちっと並べられたお花の花壇はこの公園の特徴でもあります。
そして今年初めての桜です。
ロンドンはまだまだコートが離せない気温ですが、明日からダルメイン世界マーマレードアワードの大会・お祭りのためにカンブリア州へ行ってきます。寒いだろうなー。