3/06/2019

地球環境、動物福祉、ヴィーガニズムに関するお問い合わせ

日本からイギリスへ環境対策、ヴィーガニズム、アニマルサンクチュアリー、レスキューセンター事情を学びに訪れる方からお問い合わせを受けました。残念ながら、すでに予約が入っていて私はご案内できませんがカルチャー・ツーリズムUKの関係者たちが念入りにリサーチして、そのお客様がイギリスに滞在される間に開催されるイベントなどをチェック。結果、素晴らしい日程表が出来上がりました。

ロンドンから毎日日帰りで行けるところを表にしましたが、毎日どこかで関係イベントが行われてます。後はお客様のご都合に合わせて行き先を選んでいただくように作らました。

今回のようなお問い合わせはずっと心待ちにしていたのですが、今回が初めてです。これから徐々に増えてくることを願っています。





 

 

 


 









先日の産経新聞に掲載された私の記事を下にコピーします。

動物福祉先進国の保護犬事情

   わが家の住人は主人と私、そしてルビーとジャスパーという2匹の犬です。2匹ともレスキューセンターから来ました。センターの犬猫は全て去勢されていて、希望者は書類審査と家庭訪問を受け、問題がなければ料金を支払って引き取ることができます。

公園にはリード無しで遊んでいる犬がたくさんいます。私の家の近くには大きな野原があるので、愛犬たちを毎日思いっきり走らせます。ここで出会う犬たちの3分の1くらいはレスキューされた犬です。イギリスは最も動物福祉が整った国の一つとされますが、センターに運ばれる動物は後を絶ちません。以前アンバーという虐待された犬を引き取りましたが、最初は人間を全く信用せずおびえていました。そして半年くらいしてやっと心を開き始めた頃に、突然死んでしまったのです。その時の悲しさ、悔しさは7年たった今も心に大きな穴を残しています。

数多く行われる犬の品評会ではブリーダーたちがご自慢の犬を披露しています。でも飼い主を必要とする犬がこんなに多い中、さらに犬を増やす必要があるのでしょうか? 私たちが犬たちに与える以上のものを犬たちから与えられていることを身をもって感じるとき、疑問はさらに大きくなります。