そこで見つけたのがミルトン・キーンズ博物館です。ここは民間運営のローカル・ミュージアム。ローカル・ミュージアムと言えば、交替で数人のボランテアが受付をしている小さな地元の歴史博物館を想像しますが、ミルトン・キーンズ博物館はナショナル博物館にも匹敵する規模のもので、主に1800年からの地元の歴史に関する博物館。しかも数人のスタッフを除いては全てボランティアです。そして入場料は一週間前に値上がりしたとは言え現在大人10ポンドです。しかもこの料金は1年間有効のパス!正に観光客よりはむしろ地元の人たちを対象にしていることがわかります。
そう言えば、やはり地元博物館のブレッチリー・パークも(第二次大戦中、絶対に解読不可と言われていたドイツのエニグマという機械を使って作られた暗号を解いた場所)一回分の支払いで1年有効でした。
ミルトン・キーンズ博物館
中に入ってその広さに驚きます。
昔の部屋を再現。
焼き立てのスコーンをたった今誰かが食べたようなディスプレイに、誰かのお宅にお邪魔した様な気持ちに。
昔のキッチンでは昔風にトーストが焼かれていましたが、室内の煙がひどくて途中でキャンセル。ボランティアのおじさんが申し訳なさそうに誤っていました。
昔のハイストリートを再現。タイムスリップした感じです。
新館で行われていたテキスタイルのエギゼビション。
交通の歴史館。子供たちがミニチュアのレプリカを乗り回していました。
おもちゃの歴史館。
ハーフターム期間は子供対象のレクチャー、体験レッスンも。電気がどうやって作られるかの実験です。
とってもお手頃なティールーム。
ボランティアのご婦人が焼いたケーキやスコーン。全部2ポンド以下という値段。
ロンドンから少し足を延ばして郊外のアトラクションを訪問するのもお勧めです。ホテルは安いし、隠れたイギリスを体験する良いチャンスかも。