10/17/2020

長坂真護さんの夢に感動。

 阪急梅田百貨店の英国フェアーでの「写真によるバーチャルツアー」も無事終わりました。

昨日は一か月ぶりで町のコ・オプ(生協)に買い物に出たら、なんと改築中で閉店。小さなお店で日本のコンビニより小さいのですが、この町にある食料店3つのうちのひとつです。こんな時に改築? でも考えてみれば、こういう時だからこそ、コロナ騒動が終わった時のために準備することも大事です。

でも、たいていの小さなお店は生き残るのに精一杯で、将来のことは考えられないという深刻な状況です。

そんな時、イーストアングリアにご一緒したお客様から連絡をいただきました。「見ましたよ、英国フェアー。懐かしくて由美子さんについ連絡しました。」と。私もツアーで撮った写真を見れば、その時ご一緒したお客様のお顔が目に浮かびます。英国フェアで使用した写真も何枚かは、このお客様と歩いた時に写したものです。その時の写真を再び見てみました。

とても大きな個人のお家。中はどうなっているのでしょう?




ウィンポール・ホールという昔の貴族の館です。ここには20世紀になって「ジャングルブック」の小説を書いたラドヤード・キップリンの娘が買いました。とてつもなく広い敷地なので、一般の人が近づいてくるのをとても嫌っていたそうです。そこで、彼女は今度は時々ここでピクニックを楽しんでいた人の庭に侵入してピクニックをしたというエピソードが残っています。広大な土地ですもの、他人がピクニックをしたくらいで怒るのは、彼女自身が幸せな人間ではなかったからではないかしら?



カンスタブル・カントリーでスタオア川のほとりをお客様と散歩しました。






30年前に雑誌の仕事で訪れたタルボットというレストランは今でも残っていて、明るい光にライトアップされていてとてもきれいでした、


さて、今朝はYou Tubeをチェックしていたら、阪急百貨店のギャラリーで個展を開かれた画家の長坂真護(ながさかまご)さんのインタビューが見つかりました。先進国のゴミが最後に集められるガーナから再度持ち込んだものでアートを作り出している方です。

https://www.youtube.com/watch?v=l5HMkHtkiqI

それで、長坂さんのことを検索してみました。ガーナではゴミ処理のために安い賃金で人々が働いています。しかも焼却することによって作られる公害で30歳代で亡くなる方が多いのだとか。先進国の犠牲になっているのです。正に資本主義がもたらす地球の汚染です。長坂さんはそうおしゃっています。

長坂さんの夢は、2030年までに100億円以上を集めて、ガーナのスラムに暮らす人たちのために、世界最先端のリサイクル工場を作ることだそうで、彼のアートは世界中で注目されています。そしてすでにドキュメンタリー映画の製作が決定したそうです。

是非下記のページを読んでみてください。

https://www.magogallery.online/