一昨日、今年2度目の東イングランドツアーから戻りました。今、頂いている仕事では今年最後のガーデンツアーです。この地域のガーデンと言えばベス.チャトーのガーデンです。ガーデンに興味のある方は、是非ここで働いているガーデナーに案内していただくことをお勧めします。そうすれば何故ベス.チャトーのガーデンが特別であるかが良く理解できます。
「その植物に適した場所を選んであげれば植物は元気に育ちます。」「グラヴェル.ガーデン(じゃりをひきつめたガーデン)は一度も水をあげたことはありません。」「ベスは日本の華道を学び、ガーデンデザインに取り入れました。」「ベスにとっては花と同じく、葉も大切ですので選ぶ植物も他のガーデンとは違います」等々.....
この他プライベートガーデンを含め一日平均2か所のガーデンを巡りました。
ヘルミンガムホール
新しくできたガーデンはイギリスの野生の花を。このようなガーデンはここ数年徐々に多くなってきています。ハチなど植物に欠かせない昆虫を寄せ付けるにも効果的。
ピーター.ビールのガーデンはやっと大雨の被害から立ち直って、バラたちの元気な姿をみることができました。
数年前に亡くなったピーター.ビールさんのこのベンチからバラのトンネルをくぐって先まで行けば奥様のベンチが。
プライベートガーデンでは真っ先に犬のペッパーが家から出てきて私たちを歓迎してくれました。
ロンドンではコロンビア.ロードの花マーケット、ハンプトンコートのフラワーショーとウィズリーガーデンに。
ショーガーデンでは「犬に優しいガーデン」がたしかゴールドを取得したと思います。こんなガーデンがあったら最高ですね!犬のチャリティ保護協会のDogs Trustが出展したガーデンでした。
今回のツアーは高松のガーデンデザイナーのMさんが企画されたツアーで、参加者は東京、岐阜、香川、高松と色々な場所からいらっしゃいました。内容もさることながらMさんのお人柄、植物に対する愛情がにじみあふれていて素敵なツアーになりました。今頃はそれぞれのお家に着かれてホッとしていらっしゃることでしょう。
このツアーの最中に新しい首相が決りました。EU離脱で心細さを感じていましたが、テリーザ.メイ新首相に期待します。信念をもって強いリーダーシップを発揮していただきたいと思います。