私はセント・アイヴスでの滞在を終え、日本に帰国される前のロンドン観光を毎年担当させていただいています。昨日はお天気も良く、セント・ジェイムズ公園での気持ちの良い散歩も楽しんでいただきました。
益子焼に興味を抱いていた濱田庄司ですが、1920年に濱田庄司とバーナード・リーチがセント・アイヴスで築窯し、陶器を作り始めてから益子町とセント・アイヴスのつながりが始まります。
益子町の中学生たちは、これまでオックスフォードのアシュモリアン博物館やロンドンのヴィクトリア・アルバート美術館にあるバーナード・リーチの作品をご覧になりました。
濱田庄司とバーナードリーチの「日常使うものに美を見出す」という考えは、イギリスのアーツ&クラフツ運動と共通点があり、ウィリアム・モリス他活動した人たちを思い起こさせます。
先月益子市で訪れた 濱田庄司記念益子参考館
夏場は大勢の人が押し掛けると聞きましたが、 私たちが訪れた日はとても静か。私たちの他には西洋人と思われるカップルしかいませんでした。でもその方たちは、とても興味深く見学していたようです。日本の歴史あるお寺や神社の素晴らしさはもちろんですが、日本的な民家の美しさは訪れる人にとってもっと身近に感じら、それがこの西洋人のカップルにも伝わっていた気がします。
昨日、ロンドンの道を歩いていた時に見つけた木です。その葉っぱがあまりに綺麗だったので、益子町には関係ありませんが、紹介します。