虐待された動物、事情があって飼えなくなった動物、迷い動物などを保護するレスキューセンターはイギリス国内に沢山あります。
広い敷地ではボランティアの人たちに散歩をさせてもらっている犬たちが幸せそうでした。
アンバーもルビーもジャスパーも、ここから引き取らせていただいたので私にとっても懐かしい場所です。
なんと今回は特に彼らたちと同じ犬種が飼い主を探していました。(ラーチャー犬)
そう言えば、アンバーの時は画面一面にアンバーの写真が貼られていました。虐待に遭って全く人間を信用せず、ここにいてもふるえてばかり。バタシーが緊急に「短期間でも」と、預かってくれる家を探していたのでした。特にその前にいたロビーが亡くなって淋しく思っていた私たちにとって、すぐにアンバーは完全に家族の一員になってしまいました。
アンバーを引き取った後、アンバーの「相棒を」というのでルビーがやってきました。そしてアンバーが亡くなった後は、ルビーの相棒としてジャスパーがやってきました。2匹目を飼う場合はもう一匹の犬との相性が大事なのでこのバタシー・ドッグズ&キャッツホームには何度も何度もも訪れました。お見合いみたいなものです。私にはそれぞれの思い出がここには沢山残っています。
迷い犬を見つけた時もありました。レスキューセンターに連絡すれば迎えに来てくれます。
現在、日本から「イギリスの動物福祉について」リサーチしたいという方のためにイギリスでの訪問場所のアレンジをさせていただいています。
来週の火曜(2月26日)に産経新聞に私の記事が掲載されます。今回が最終ですが、イギリスの動物愛護事情に関することを書きましたので興味のある方はご覧ください。「Women」というコラムです。