6/28/2019

気象予報は当たらないかもしれない・・・・・

明日は今年最高の暑さになると天気予報では言っています。ロンドンは34度まで気温が上がるそうで、記録上最高気温の35,6度(1976年)に届きそうな温度です。暑さに弱い私は多分明日は犬の散歩にも行かずにじっと家に籠っているでしょう。私より犬たちのほうがバテテしまうかもしれません。

ヒマラヤの氷は2000年に入ってから2倍のスピードで溶けていると発表されています。明日の気温予報を考えると地球はどうなっちゃうのかと益々心配になります。

でもBBCの予報が必ず当たるとは限りません。こんなことがありました。1987年のこと。BBCにある女性から「ハリケーンが来ると聞きましたが本当ですか?」という問い合わせがありました。当時気象キャスターだったのはマイケル・フィッシュです。






彼の答えは「心配は無用です。ハリケーンなどやってきません。」

その数時間後、 イングランド南の海岸でここ300年来初めての凄い嵐がやって来ました。風速185キロの猛風が襲い、18名が亡くなり、1500万本の木が倒れました。(風速の数字は日本の表し方とは違うようですので日本でいう風速185キロではないと思いますが。)

被害はマイケル・フィッシュのせいではありません。でもこの件で彼は注目され、しまいには返って人気が出て歴史に語られるキャスターになりました。今でもたまにテレビに出てきます。




 さて、先日仕事でアイラ島に行った時のこと。ずっとお天気に恵まれていましたので、「そろそろ雨が降る頃」とお客様も私も、そして運転手さんも朝天気予報をチェックしていました。ところが3人が3人とも違う予報なのです。「12時ころから雨」というのもあれば「4時ごろから雨」または「ずっと曇り」」・・・・
運転手さんは流石です。漁師さんのための予報を聞いているので絶対に当たるはず。ところが結果的に当たったのはなんと日本からの情報をご覧になっていたお客様でした!日本はすごい!っといつもながら日本の優秀さを自慢しました。




と言うことで今、日本からのロンドンの気温を見たら明日は最低16度、最高28度です。BBCと6度も違います。