注)これらの正式な日本語タイトルは必ずしも上記ではありません。
私が特にご案内することがあるのは「ダウントン・アビー」「ハリー・ポッター」「高慢と偏見」やアガサ・クリスティ縁の場所です。(2014年11月10&13日のブログで紹介しました。)
今回は10月から11月にかけてジェイン・オースティン関連の場所をご案内した時の模様をお伝えします。
まず向かった先はスタネッジ・エッジ。途中の景色も実に素晴らしく、何度も車を停めて写真撮影。
私もスタネッジ・エッジには行ったことがありませんでした。広大な平原に長さ6,4キロの岩山まで行くにはカーナビは通用しません。途中何度も人に聞いて探しました。ここには、映画「高慢と偏見」でキーラ・ナイトリーが立った崖があります。「本当にこっちの方角でいいの?」と半信半疑で荒野の中の一本道を進みます。
やっとそれらしき場所に来ました。道端に車が20台ほど停まっています。(この写真は少し登ったところから撮影しました)
崖に登るための道には途中まで石が敷かれています。スタネッジ・エッジはその昔砥石のための石採場だったので、この敷石は石を運ぶための馬用の道だったのかもしれません。
スタネッジの語源はStone Edgeからきているそうです。石のへり・・・・・まるで包丁のような感じの岩山が左に見えています。
途中からは正に登山。普段山に登り慣れている人、私みたいに平らな道しか歩いていない人はここで差が付きます。崖がだんだん近づいてきます。もう少し!
この「もう少し」がなかなかそうはいきません。風のためによろけながら。しまいには鼻水が出てきて、10歩歩いては休み、また10歩・・・・・・
やっと到着。なんとロッククライミングをしている人が何人かいました。私たちが登ってきた坂ではなく、崖をロープで登れば確かに速いけど。
さて、キーラ・ナイトリーが立った崖はどこでしょう? 探しているうちに、どうでも良くなってきました。皆よく似た岩です。「例え同じ岩ではなくともいい。ここまで来たことに価値がある・・・・」と皆納得。