11/26/2019

ジェーン・オーステンの旅 その2

ハドンホールは、陶器が好きな方にはミントンの陶器のデザインで知られていますが、建物自体深い歴史を持ったところ。現在はラトランド公爵の弟君とそのご家族が住んでいます。私たちが訪れた時もひんやりしていて、つい「冬は冷えるだろうなー。」と思っていると、城主の奥様がまるで乗馬でもしそうな格好でスーっと通られて(ハウスガイドが教えてくれました)このお城に急に生活感が見えてきました。

暖炉の火は体だけではなく心まで温めてくれます。この暖炉の前で夜が明けるまで過ごせたら素敵でしょうに。



最古の部分は11世紀ですが、特に16世紀までの部分が(チューダー時代)中心となっています。

何百年の間に一体どれだけの人がこの階段を上ったことでしょう?その減り具合からも歴史を感じます。













ガラスは昔は大変高価だったもの。ボトルを伸ばして作られました。私にとって今回の新しい発見は・・・・長い歴史の間にそれぞれのガラスの鉛の枠が歪んでしまったと思っていたら実はそうではなく、暗い部屋を太陽の光で照らすには太陽の位置に合わせてわざと角度を変えているとのことでした。「人って不便であれば、それなりに工夫をするもの」ということが益々確信できて嬉しかったです。





お庭からの景色もまた素晴らしく、雨上がりだったせいもあって空気がとても美味しく感じられました。






19世紀にはこの城主の娘の駆け落ち事件が本になりハドンホールは更に世に知れるようになりますが、そのせいか訪れるたびに物語を感じる建物です。