家畜農業、酪農業が地球に及ぼす影響は車や飛行機などが発する排気ガスよりもはるかに多いので、グレタ・トゥーンベリなどの環境保護主義者はヴィーガニズムを実践しています。
オックスフォード大学で農業環境問題のリサーチをしているジョゼフ・ポーア氏は、「ヴィーガン・ダイエットは、温室ガスのみならず地球の酸性化、富栄養化、土地利用率、水利用率への最大の影響力を持っていると思う。」と言っています。先日BBCのドキュメント番組でも家畜農業が及ぼす影響を訴えていました。
イギリスのヴィーガン協会他、信頼のおける団体、個人の発表を統計を入れながら見てみましょう。
〇イギリスの8~16歳の10%がヴェジタリアン、又はヴィーガン。また44%は肉、乳製品、卵を摂取しないように心がけている。
〇イギリス人の3分の1が肉の摂取をやめるか、やめようと心がけている。
〇2018年にイギリスで販売が開始された食品の16%が、材料に肉を使っていない表示が掲げられた(2015年は8%)。
〇酪農の利益は2016年から2017年にかけて9,4%下落した。
〇レストランやテイクアウトでヴィーガンを注文する人が2016年から2018年にかかけて4倍弱に成長。テイクアウトに関しては現在イギリスで最高のスピードで成長している。
〇2025年にはヴェジタリアン、又はヴィーガンの人口は全人口の4分の1、フレキシタリアンは50%弱と予想されている。
ヴィーガン食に興味のある方は、是非ヴィガニュアリーに参加してみてください。名前を登録すれば、沢山のインフォメーションが送られてきます。もちろん無料。Take the pledgeをクリックして名前を登録してください。もちろん自分に向いてないと思ったら、すぐにキャンセルができます。
さて、昨日はレストランでのヴィーガン料理の写真をご紹介しましたが、今日は家庭料理でヴィガニュアリーのブログを締め切りたいと思います。私の家で、また友人の家でのヴィーガン料理です。
お客様と参加したヴィーガンのベイキングコース。
今日は長くなってしまいましたが、今年は日本でもヴィーガンダイエットが注目されるのではないでしょうか?是非皆さんも一度はヴィーガン食を試してみてください。
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