5/14/2020

ガーデンツアーの思い

イギリスではロックダウンも少しづつ緩和され自宅で仕事ができない人たちは、職場に復帰した人もいます。ただし、2メートル以上の間隔を保つことが条件です。急に地下鉄が混みだしてどうなることかと心配していましたが、今日のニュースではそれほどの混雑もなく一安心しています。

6月には小学校がオープンされるそうですが、子供たちに2メートルの間隔をあけなさいと言っても無理でしょう。それに、小さな子供は泣いたら抱いてあげることも大切です。
そういうことが子供の精神への影響もあるのではないでしょうか?オープンしても登校させるかどうかの選択を両親に与えるよう署名運動まで始まりました。

私にとっては一年で一番忙しい月は毎年6月です。グループ旅行でも個人旅行でもガーデンにご案内するのが一番多い月です。ここ数日過去のガーデンツアーの記録や写真を見ながら過ごしていますが、今日は写真を見ながら皆さんにイギリスのガーデンのお裾分けです。

シシングハーストのホワイトガーデンは日本の方にも人気です。







モティスフォント・アビーはオールドローズで有名。




キフツゲイト・コート




民家の前庭を見ながらの散歩も素敵な思い出のひとつ。









プライベートのガーデンではエルダーフラワーのドリンクを飲みながら談話。








デイヴィッド・オースティンのローズガーデン




ヘルミンガム・ホール




ピーター・ビールのローズガーデン



ウェールズのチャーク城




ロンドンのリージェンツパークにあるメアリー女王のローズガーデン




こうしてみると、過去に随分ガーデン巡りをしました。イングランドのみならずスコットランド、ウェールズ・・・・そのどれもが個性があって、オーナーの好みがよく表れています。時にはオーナー自ら切符を売っていたり、花壇を造っていたり。本当の庭好きは人にまかせておくだけではなく、自分も関りながら好みの庭を作るようです。プライベートのお庭では、まるで友人の家にきているような親しさも感じます。

私はガーデンは6月に限らず、一年中楽しむことができると思っています。冬でもストウなどの風景庭園はまた格別な姿を見せてくれますし、ガーデンではなくても野生の植物は自然のエネルギーを与えてくれます。

今日のブログの写真はごく一部ですが自宅で過ごす時間が長い中、皆さんに少しでもイギリスのガーデンの空気を感じていただけたらうれしいです。