ヨーロッパの国が次々に自粛を緩和している中、イギリスもその兆しがほんの少しづつ見え始めてきました。ジョンソン首相が3月23日にロックダウンを宣言してから3週間ごとに見直されるロックダウンの緩和、解除に対する政策は大きな関心を集めています。政府は緩和、解除による第二ペンデミックをどうしても避ける意向ですが、大企業などからのプレッシャーは当然強くのしかかっています。
では国民はどうでしょう?驚くなかれ先日83%の人がロックダウン延長に賛成しているということが発表されました。そして興味深いことに、ロックダウンが解除されてもしばらくは感染が怖いので外出しないという人の声も聴かれます。
その一方、テレビで子供を退屈させないように苦労している親たち、家族に会えなくて淋しい思いをしている高齢者のことも取り上げられています。精神的なストレスもそうですが運動不足になりがちの今、ユーチューブなどでヨガを見ながら健康を保っている人もいます。政府は運動のための一日1時間程度の散歩は認めています。(疲れたからと言って、芝生に寝転がっていてはダメ。おまわりさんに注意されることにもなりかねません!)
最近は国立劇場で上演されたベネディクト・カンバーバッチと ジョニー・リー・ミラーの「フランケンシュタイン」をユーチューブで見ました。コロナで自粛生活をしている人々のために国立劇場がドネーションを募ってはいるものの基本的には無料で見せてくれています。
明日(6日)まで見ることができるので興味のある方は是非どうぞ。カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーが2回にわたって交代でモンスター役、フランケンシュタイン役を演じています。オリジナルの内容ではなく、現代の人たちに受ける内容で素晴らしかったです。
息子は高いお金を支払って劇場で見てきたそうですが、感激して帰ってきました。
モンスター役:ジョニー・リー・ミラー
フランケンシュタイン役:ベネディクト・カンバーバッチ
モンスター役:ベネディクト・カンバーバッチ
フランケンシュタイン役:ジョニー・リー・ミラー
フランケンシュタイン役:ジョニー・リー・ミラー
もうひとつ。今朝、友人が送ってくれたリンクは、We Will Rock Youというミュージカルに出演した歌手たちが集まって作ったビデオです。クウィーンの曲を大勢が歌い、大変よくまとめられていました。
そして今日知ったうれしいニュースは、国際統括団体ワールドラグビーが、日本をティア1、つまり強豪国に認定することになりそうということ。10か国で構成されるティア1ですが日本が11番目の国になるというのです。(ティア2は中堅国、ティア3は発展国)
近年の日本ラグビーは世界のラグビーファンが最も注目している国と言えるのではないでしょうか?
コロナウィールス問題が片付いて、日本ラグビーチームの観戦がイギリスでもっと頻繁に見られるようになったら素晴らしいですね。日本頑張れっ!!!
* 今日の写真は内容とは関係はありませんが、いつもの散歩で写してきたものです。