8/02/2020

シールディングの生活は続いても楽しく暮らしています。

8月1日から、持病などで特にコロナウィールスから身を守らなければならない人たちのシールディング生活が解除となり社会的距離を置きさえすれば外出ができるようになりました。とは言え、こればかりは個人差があります。「待ってました!」と早速家族や友人に会いに行ったりする人もいれば、今まで通り家でじっとしている人もいます。

我が家はどちらかと言えば後者のほうで、シールディングをしている人と一緒に暮らしている私も散歩以外は家にいます。それがさほど苦痛ではなく、動いていなければ気が済まないと思い込んでいた自分の正体(?)に驚いています。

その大きな理由としてお隣さんとのお付き合いがあります。今年初めに引っ越してきたお隣さんは友人同士の女性がふたりで住んでいますが、ロックダウンが始まったころ、スーパーからの配達の予約もできずに困っていた時にずいぶんお世話になりました。そして今度は私がお返しする番です。一か月くらい前から彼女たちの家の大改築が始まり、2週間ほど前にまるで爆弾を落とされたようにキッチンが完全に壊されました。もちろんお料理もできません。

そこで私が夕食を作って届けています。ひとりはヴィーガン、ひとりはお肉大好きの人たちですが、私はヴィーガン料理しか作らないので、彼女たちの生活もヴィーガンになっています。







一人はウェディングやイベント会場のお花をアレンジする仕事をしています。車で10分のところにスタジオがあるので、そこに集められたお花の中から時々我が家にもお花を届けてくれます。









でも何と言っても楽しいのは、彼女たちの生活がまるでいつもコメディを見ているように笑わせてくれること。お花のアーティストと国の医療機関(NHS)で働く全く違う性格の女性二人が一緒に住んで、それぞれの一日を終え、ひとつの場所で合流する・・・・私たち夫婦ふたりだけの静かな生活に慣れてきたころにやってきた笑いの旋風。パブやレストラン、劇場、買い物には行かなくても楽しく暮らせるのは彼女たちのお蔭かも?