まず、クリスマスマーケットはリンカーンやバースが有名です。でも私はやはりロンドンのクリスマスマーケットが好きです。規模は小さいにしても年々出店の数は増えていますし、テムズ川沿いの景色は、夜はまた特別です。ロンドンアイの観覧車に乗るにしても、この辺りの夜が一番好きです。ビッグベンを見上げれば、正にピーターパンが塔の周りを飛び回っているかのように思えます。
焼き栗やホットドッグからクラフト(民芸品)に至るまで、川沿いのお店を全部一通り覗いてみます。
電気のカサもクリスマスの時だけはちょっと変えてみて、こんなのはどうでしょう?紙でできた星のカサは模様が凝っていてとても素敵です。
メリーゴーラウンドは、いつの世でも、どんなお祭りでも人気者。子供より大人が喜んでいるみたい。
ロイヤル.フェスティヴァルホールの外は紙のクリスマスツリーがとても素敵でした。
イギリスのクリスマスマーケットは、周りの雰囲気、景色がとても素敵です。バースではローマン浴場やバースアビーの教会を、リンカーンはリンカーン大聖堂を背景にクリスマスの雰囲気が溢れていて。
そして歩き疲れたら暖炉のあるパブでビールやワインを飲みながら暖かい食事をしたり。そして田舎であればホテルのラウンジでお茶を飲みながら歩き疲れた足を休ませます。
クリスマスマーケットは無いけれど....という小さな町や村でも夜はクリスマスムードがあちこちで漂っています。
上の写真はオックスフォードシャーにあるウッドストックの村です。世界遺産になっているモルバラ公爵のお屋敷ブレナム宮殿のあるところ。ここに泊まる日本人は少ないのですが、私はこういう村でこそ、一泊していただきたいと思っています。ロンドンの賑やかさとは打って変わって静かな夜の散歩を楽しみます。
12月、イギリスに来る理由のまとめは、「100年前の人と同じ気持ちでクリスマスムードを味わえる」ということになりますか。