9/01/2018

ベリーの季節

暦の上では夏が終わり、ついに秋に突入しました。30度を超える日が続いた今年の夏の暑さにはいくら太陽崇拝者(?)のイギリス人もお手上げでした。それでも昼間の気温は25度近くになることも。

毛糸を着ている羊にはまだ暑そうです。水のタンクが置いてある台のしたに潜り込んでしまった羊もいます。日陰を作ってあげなければ可哀そう。







そして今年は暑い夏のせいかブラックベリーが特に沢山枝を覆っている気がします。

いつも犬の散歩に行く時に通る小道も横から、そして上からもブラックベリー。





野原はもっとすごい !山のように小枝にぶらさっがっています。





もちろん野生ですので、殺虫剤をまく人もいませんのでオーガニックです。こちらではジャムにしたりしますが私は硬い種が気になるので、もっぱらリンゴと合わせてリンゴ&ブラックベリーパイにします。沢山採って冷凍しておきます。




 赤いものはもう少し待ってから。




黒いのが食べごろです。




そろそろ私もブラックベリー摘みにかかろうと思います。いつもこの時期になると冷凍庫がいっぱいになります。

野原にはこの他、マラスという小さなリンゴの木(クラブアップル)があります。このリンゴは私の知っている限りではクラブアップルのジェリーにしか使わないのでいつも素通り。(ジェリー・・・・透明なジャムで、セイヴォリーの食事と共に食べることが多い)








この他生け垣としてよく使われるブラックソーンにはスローの実が。




スローもそのままでは食べられませんが、お砂糖とジンの中に漬ければきれいな赤いリキュールができます。昨年は作り損ねたので、今年こそは。




この他、食べ者には使えませんが、バラが終わった後のローズヒップも秋の色に相応しく。




また真っ赤なサンザシの実も食べられないどころか毒性があるという話も聞いています。






白く小さなエルダーフラワーは飲み物として(コーディアル)、またデザートに添えたりします。でもその実であるエルダーベリーは、飲み物以外にはあまり使っていません。レシピは色々ありますが、生で食べることは避けたほうがいいみたいです。






きのこのように実にも食べられるものとそうでないものがありますので、馴染みのない人はウォーキングの途中で見つけても食べないほうが無難ですね。

昔から9月29日以降に摘んだはブラックベリーは食べられないことになっています。その理由は次回のブログで。