何回かお仕事でご一緒したカメラマンの安彦幸枝さんの写真集 ‘庭猫’ が出版されました。
アフとサブと名付けられたその猫たちは、いつも一緒。まるで仲の良い夫婦のように寄り添っています。
“ 二匹はいつも一緒に過ごし、空腹になると飛び上がって網戸に張り付き、家のなかを覗きこん
では食事の催促をする ”
安彦さんのご実家では12歳と13歳の親子の猫を飼っていらっしゃって、その息子の背中には猫が張り付いたような模様があるのです。
写真一枚一枚が私に何かを語りかけ、涙したり、大声で笑ったり...
表紙に書かれているように 「ちょっと奇妙でちょっとせつない 一所懸命な猫の話」は動物の心が表れた素晴らしい写真集です。