5週間という長い日本滞在から昨日戻りました。時差の関係で今朝は3時起き。でも体は至って健康。日本での健康チェックも特に異常なし。また新たな、気持ちで仕事に取り組みたいと思います。
さて今回も日本では大勢の方たちとお会いできてとても幸せでした。今回は仕事が全くなかったので、実家のある函館のみの滞在でした。兄妹での初めての一泊旅行は小さかった頃、よく両親に連れて行ってもらった大沼公園でした。もちろん駒ケ岳は10年くらい前に噴火があったとはいえ、形はその時のまま。目をつぶっても描けたキューピーの頭のような山です。
今回の私の目的のひとつはヴィーガン料理の楽しみを皆さんとシェアーすることでした。こちらから持っていった材料でケーキを何度も作ったのですが、なんとひとつだけ持って行かなかった小麦粉が日本のものとは全く違って失敗ばかり。それでも徐々にコツがわかってきて、こちらに戻る数日前にやっとイギリスで作るケーキとほぼ同じようなものが出来上がりました。
日本の小麦粉は細かすぎてまるで片栗粉のよう。よくお客様から「日本で作るスコーンがイギリスで食べたものと違う」と聞いていましたが、その気持ちがよくわかります。
では今日は写真で皆さんとヴィーガン料理をいただきましょう。
妹のお店‘ロングウォーク’で開催された「チェンバロ音楽とヴィーガン料理の夕べ」です。狭いお店に20名近くの方々が来てくださいました。後半はチェンバロの演奏とともにペルーのXXという打楽器の演奏も。(すみません。楽器の名前を忘れてしまいました。)
持ち寄りのパーティでした。皆さんにヴィーガンとは?というお話を5分間させていただきましたが、すでに持ってきてくださったお料理は100%完璧なヴィーガン料理でした。そのおいしかったこと!
友人宅にもご招待を受け、こんなに素晴らしいヴィーガン料理です。
この他、ヴィーガンのたこ焼きパーティ、餃子パーティなど。またオーガニックの野菜を育てている方の畑でもピザ用のオヴンでヴィーガンのピザ、その他紫の珍しいジャガイモサラダや、ロールキャベツのテリーヌなどをいただきました。
兄妹旅行の途中で立ち寄った、誰も知らない看板のないレストランでも。車麩のから揚げはちょうどよくマリネされた麩が絶妙でした。
函館市内のホテル望楼でも本格的ヴィーガン料理をフルコースでいただきました。
この他にもまだまだおいしいものを沢山いただきました。魚介類が中心の函館でヴィーガン食を提供してくれるレストランを探すのはとても難しいのです。でも、今回は妹たちが下調べをしてくれたこと、そして友人たちが用意してくれた家庭料理のおかげで素晴らしいお食事を経験させていただきました。皆さん、ありがとうございました。
ご一緒してくださった方々が「ヴィーガン料理もおいしいですね。」って言ってくださったことが何よりうれしく、これからも帰国するたびにこのような機会を儲けたいと思います。日本全国から是非皆さんに来ていただきたいと思います。
今回は函館に比較的長く滞在しましたので、道内、本州、九州からの友人やお客様が訪ねて下さって、更に楽しい時間が持てました。
この他、函館観光、そして「知られざる素敵なティーショップ」にも行きました。つくづく「やっぱり函館はいい!」という気持ちが強くなってきました。このブログを読んでくださっている方も是非函館を訪れてください。そしてできたら大沼、松前、江差など函館近辺の町も堪能していただきたいと思います。
今日、明日は明後日から始まる南東イングランドのツアーのリサーチです。ヒースローに降りた途端に5週間の日本滞在が遠い昔のことに思えたのが不思議です。まるで夢の中の出来事のように感じます。明日はドーヴァーに行きます。そうしたら余計日本が遠くなってしまうのでしょうか?