5/19/2018

ハリーとメガンの結婚式。

5月19日、ハリーとメガンの結婚式の朝です。素晴らしく晴れ渡った空には雲一つ見当たりません。テレビでは朝早くからウィンザー城からの実況中継が流れています。今回のロイヤルウェディングはなんだか特別な気がします。あと2時間で式が始まりますが、式場に選ばれたのは女王のお城でにある(現在使われているお城では最も古く11世紀からの歴史がある)聖ジョージ・チャペルです。ウィンザー城は観光地としても有名で、皆さんの中にも訪れた方がいらっしゃることでしょう。





この結婚式の何が特別かと言えば、花嫁のイメージが今までのロイヤルブライドのイメージとは全く違うのですから。新鮮な空気をイギリスの王室に吹き込んでくれることを期待します。33歳のハリー王子にとって3歳年上でしかも離婚歴のあるアメリカの俳優・・・・・生まれも育ちも全く違うふたりですが、それだけにイギリス人の興奮は特別です。伝統を重んじるひとたちの中には眉を顰める人もいますが、そんなのはごくごく稀。私の知る限りメガンの人気は相当なものです。イギリスの王室も新しい空気が必要な時代に入りました。

そういう新しい人たちのロイヤルウェディングです。どんな音楽が流れるのでしょう?招待客は? これほどエキサイティングなことはありません。 メガンのウェディングドレスのこと、ウェディングケーキのこと・・・・人々の興味は尽きません。

そういうメガンは王室に入って、王室にどっぷり浸かってしまうのではなく、しっかりと自分の信じることを持ち続けていく女性だと思います。ハリーと同じくチャリティ活動には特に興味を持っていて、男女平等のキャンペーンも活発に行っている女性です。頼もしい限りす。

今日のウェディングの時間割(スケジュールというよりはあまりに細かいので時間割と言ったほうが合っている気がします)です。

11:25 ロイヤルファミリーがチャペルに到着
11:42 チャールズ皇太子夫妻到着
11:45 メガンの母親の到着
11:52 女王到着(重要人物の順で、いつも女王が最後)
11:59 メガン到着
12:00 式開始

この通りにいけば奇跡というものです。

今回はメガンの父親は心臓の手術直後で欠席です。急きょ決まったのがチャールズです。聖歌隊席の手前で新婦を迎え、祭壇近くでメガンをハリーに委ねます。

式の誓いとしてメガンは伝統の「夫に従い・・・」は省くとのこと。夫に従うことを誓うのは最近では省く人が多いので、やっぱり。

また今朝8時14分に女王が授けたハリーとメガンの新しいタイトルが 発表されました。
Duke and Duchess of Sussexです。(サセックス公爵、公爵夫人)

式の後は、ウィンザーの町やロングウォークをハリーとメガンが馬車でパレードします。




さあ、あと30分でロイヤルファミリーが到着です。そろそろお茶を用意してテレビの前に陣取ってウェディングの準備にかかりましょう。