昨日に続きヴィーガン食第2弾です。
ヴィーガン料理と言っても、普通のレストランと同じく超お得なカジュアルレストランからミシュラン星の高級レストランまで色々です。
高級レストランでお食事をする場合は、たいていは予め言っておけば特別メニューを考えて提供してくれます。コッツウォルズにあるLords of the Manorのヘッドシェフは、ご自分はヴィーガンではありませんが奥様がヴィーガンということでとても美味しい料理を提供してくれます。
そして今回はバースの近くにあるラックナムパーク・ホテルです。
前菜
メインはニョッキをアレンジしたもの。
そしてデザート。
カルコットマナーホテルの中にあるパブではヴィーガン用のメニューが別に用意されています。
でも暑い日のランチはサラダに限ります。ドレッシングがおいしければ言うことなしです。
夜は軽めに。旬のアスパラガス。地元で採れたてです。
食べるスコーンには関係ないスクーン宮殿では通常一般公開していない古いキッチンでヴィーガンのケーキをいただきました。
ヴィーガン用の朝食も 多くなってきました。特別なものを注文しなくてもイングリッシュブレックファーストのベイクト・ビーンズ、マッシュルーム、トマトはほとんど全てヴィーガンです。
イングランド1古い(1220年)と言われるマルムズブリーのオールドベル・ホテルではオリジナルのヴィーガンの朝食がメニューにありました。その中からお豆腐で作ったスクランブル・エッグとメキシコ風お豆のシチューを。朝から贅沢させていただきました。
湖水地方のシャロウ・ベイホテルではランチをフルコ-スでいただきました。
ヴィーガン用には豆乳と植物性バターを用意してくれています。私のシリアル。
ヴィーガン用のグラノラバーを用意してくれているホテルもありました。Alproとはアーモンドミルク、オートミルク、ライスミルク、ヘイゼルナッツミルク等や豆乳ヨーグルト、デザート、カスタードなど植物性の乳製品だけを扱っているブランド名です。
ヴィーガン用のシリアル、グラノラ。
今回意外だったのは、ヨークのベティズ。ヴィーガン用の料理がヨークで2件あるベティスの両方ともほとんどありません。サラダでもドレッシングはヴィーガンではないので、オリーブオイルとお塩でいただきました。家で食べる普通のサラダとなんら変わりません。
気の毒に思われたのか、優しいウェイトレスが「シェフに頼んでシナモントーストを植物性バターで作ってもらいましょう。」 と。
ヨークではヴィーガンレストランのEl Pianoでヴィーガン料理を習いました。他にもたくさんヴィーガン食を試すところがあると思っていましたが・・・・
でも、レッスンの合間にEl Pianoでいただいたランチは抜群でした。これ3人分ですよ。あまりのおいしさに最後にはほとんどすっかりなくなっていました。
それで夕食もここで。ハンバーガー。
デザートのティラミス。
ツアーでのヴィーガン食体験のブログはこれで終わりますが、今回もベティズ以外は何の心配、ためらいもなしにヴィーガン食を楽しむことができました。
今イギリスでは急速にヴィーガン人口が増えています。美容と健康のためもありますが、多くは地球環境、倫理上の理由でヴィーガンになる人たちです。現在人口の7%が自称ヴィーガンと言われています。地球上のすべての車や飛行機より家畜が空気、水路を汚染していることをもっと真剣に考える必要があります。そして同時に動物を殺さずに生きることが当たり前の世の中がいつか訪れると信じています。
そして旅に関しても、これからはもっともっとヴィーガンに優しいツーリズムが可能になることでしょう。日本からイギリスにいらっしゃる方々も一度は経験と思ってヴィーガン食を召し上がってください。
ツアーから戻って友人と共にヴィーガンティータイムをしました。スコーンは日本でティーショップを経営しているスコーン大家が作ってくれました。スコーン、イートンメスともに(もちろん生クリームもメレンゲも)完ぺきヴィーガンのティータイムでした。お天気も良く、心も体も気持ちの良いティータイムを楽しむことができました。