5/21/2019

寝台車でロンドンへ。

セント・アイヴスは陶芸家のバーナード・リーチと彼に同行した日本の陶芸家の濱田庄司が造った製陶所がある他、テート・ギャラリーの別館や、彫刻家のバーバラ・ヘップワースの家などがあり、特に芸術家が好んで住んだ町です。その昔、漁業が盛んだったころに漁業資材を保管しておいた倉庫などを彼らはアトリエとして使っていました。








ここからロンドンに帰るには車で5時間以上かかります。今回は、夜行列車で帰りました。まずセント・アイヴスからペンザンスまで専用バスで行き、そこから寝台車でロンドンに向かいます。列車ですともっと時間はかかりますが、眠っている間にロンドンに到着しますので便利。





 

発着駅であるペンザンスとパディントン駅にはシャワー室がありますので、リフレッシュしてから一日が終わり、再度リフレッシュしてから一日が始まります。寝台室には一応小さな洗面所が付いていますがトイレは共同です。




ベッドは異常に狭く、体の大きな西洋人は寝返りも打てないのでは?と、心配になるくらい。

7時間半後、「眠れない、眠れない」と思っていたのに、気が付いたら列車は泊まっていました。無事にパディントン駅に到着していたようです。着いてすぐに下車する必要はなく、1時間以上はベッドで夢心地のまま過ごせます。

早速パディントン・ベアーのお出迎えを受けました。