5/11/2019

イギリス南西へ。

すっかりご無沙汰してしまいました。5月に入ってから3本の仕事が立て続けにあって今日から、再びウィンズロウで静かな生活を送っています。冬眠中は体は休まるものの、精神的に「仕事がしたいなー」という気持ちは特にロンドンを離れてから強くなった感じ。ご近所さんもいるし、人に会わないわけではないのですが、やっぱり日本の人と接すると心が休まります。イギリスに長く住んでいても日本人の血がしっかり流れている証拠です! 田舎に越してきてセミリタイヤーのつもりがどうしたことでしょう!

10日間の間にロンドン、サマーセット、デヴォン、コーンウォール、ウェールズなどを周りました。お客様は2名から12名まで様々でしたが通常の観光とはちょっと違った場所への訪問。イギリスの持つ違う顔に触れる10日間でした。

まずはロンドンから。この写真はイギリス一高いビル、シャードの(240メートル)シャングリラ・ホテルでランチをしていた時の眺めですが、ちょうどラッキーにもタワーブリッジが開いたところです。観光ガイドの私でさえ、完全に開いた橋を見たことは10回くらいしかないのですが、今回は食事中に見ることができました。もちろん初めての経験です。






シャードへ入場するだけで32ポンドですから、今回のようにシャード内にあるレストランやバーをご利用になるのもポイントのひとつです。入場料以下の料金で食事付き!




次はBathです。ケルト人がスリスの神を崇め、2000年前にローマ人がここに浴場を作り、18世紀にはおしゃれな人たちの集う町に発展していきます。







今回は、英国でただひとつ温泉に浸かることができるサーミ―・バース・スパ(Thermae Bath Spa)へ の訪問です。2000年前にローマ人がしていたように、しかも日本の露天風呂のような感覚です。館内のミナヴァ・バス、心身ともにリラックスできるWellness Suiteも露天風呂と合わせて2時間使えます。(36~40ポンド) https://www.thermaebathspa.com/









バースの町と言えば文学好きにはジェイン・オースティンです。私たちが訪れた前日は、ノルウェイのジェイン・オースティンファンが イベントを行ったようで、翌朝もこの格好で町を歩いていました。朝食に向かうところのようです。いつか日本のファンのためにもイベントをしたいですねー。




ここから、グループは南下してグラストンブリーに向いました。ニュー・エイジの人たちが集まる神秘的なこの町は私も大好きです。そしてサマーセットのチェダー(チーズで有名)やコーンウオールのミナークシアター、モンサン・ミッシェルの英国版と言われるセント・マイケル・マウントなどを周り、寝台車でロンドンに戻りました。それらの報告は次のブログで。