10/30/2020

 11月からいよいよオンラインによるトークを開催いたします。初回は「45分で周るイギリス」と題して、私が今までに訪れ印象に残っている場所をいくつか写真と共にご案内する他、これからのトークや、バーチャルツアーの企画をお話ししたいと思います。






第一回目は無料ですので、是非多くの方々に参加していただきたいと思います。

期日:2020年11月10日

時間:日本時間の午後8時

お申し込み先:kijimativers@aol.com

お申込みいただいた方には、開催日の前にこちらからメールにてZoomミーティングのご案内をお送りしますので、当日はそこに記載されているリンクをクリックしていただいてご参加ください。

皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

10/25/2020

Nachiko Sagawaさんの娘さんから。

ブログを書いているときの楽しみは、日本にいらっしゃる英国好きの方々や、それまでにお会いしたお客様とのつながりを感じることです。イギリスは観光に関する場所ももちろん多くありますが、加えて文化や伝統を日本の方々と共有できることは、私にとって大切なことです。

そして、もう一つ。ブログを通して色々な方々とのつながりが新たにできること。

2018年8月のブログにNachiko Sagawaさんのことを書きました。

http://yumikotivers.blogspot.com/2018/08/nachiko-sagawa.html

1955年に戦後初めてBOAC (現在の英国航空BA. British Overseas Airways Corporation . は、1939年にImperial Airways とBritish Airwaysが合併してできた国営の航空会社。1971年に再度BAとなる。)の5名の日本人スチュワーデスのひとりになられた方です。タイムズ紙にのった彼女の死亡記事を読み、是非日本の方とシェアーしたいと思いました。

そして最近になって、たまたまこのブログを読まれたNachikoさんの娘さんであるリリーさんからご連絡をいただいたのです。彼女は更に多くのNachikoさんに関するインフォメーションをくださったので、写真と一緒にリンクで皆さんとシェアーさせていただきます。


一番前にいらっしゃるのがNachikoさんです。



そういえば、日本のスチュワーデスは昔は着物で接客していましたね。



JALではその後、着やすいように上と下が分かれている着物を使ったと思いますが、Nachikoさんの時代は完ぺきに着物そのままだったと思うのですが。着付けなどどうされたのでしょう!?



このユーチューブは、ニュースの一部として報道されてもののようです。「女性だから」「男性だから」という言い方がご法度になっている現在では考えられない内容でも、60年前はごく当たり前のことであったことを知っておくことは大切だと思います。




Nachikoさんの娘さんは今は英国に住んでいらっしゃいますが、息子さんは日本の蔵王でペンションを営まれているそうです。キルト姿でスキーを楽しむ息子さんは、リリーさんの言葉によればIntersting Charactorとか。

https://www.zao-ski.com/

いつかリリーさんにお会いできたらと願っています。そして日本に帰った時にZaoのペンションにもお邪魔したいです。

Oriental Air Hostesses (1956)

10/22/2020

写真の整理

 写真でのバーチャルツアーを始めるにあたり、写真の整理を始めました。ブログを始めてから写真を取り出して、いつかはきちんと整理してフォトラーブラリーを完成したいと思ってはいましたが、「いつか」「いつか」と思っているうちに20年以上経ったのではないでしょうか?

完成するのにあと10年かかるかもしれませんが、写真でのバーチャルツアーが良いきっかけを作ってくれました。日本にいながらイギリスを感じたいという方々のために頑張ります。組織や企業からもお問い合わせをいただいていますので、やっと私の写真がお役に立つことができるかもしれません。

そんなわけで、今日はその中から秋に撮影したものをお届けしたいと思います。どれも丁度今頃に写した写真です。





















もう少し後で最初の霜が降りたころの写真だったと思いますが、あひると、霜の上についたあひるの足跡があまりに可愛らしかったので。





イギリスの秋を少しでも感じていただけたらうれしいです。


10/17/2020

長坂真護さんの夢に感動。

 阪急梅田百貨店の英国フェアーでの「写真によるバーチャルツアー」も無事終わりました。

昨日は一か月ぶりで町のコ・オプ(生協)に買い物に出たら、なんと改築中で閉店。小さなお店で日本のコンビニより小さいのですが、この町にある食料店3つのうちのひとつです。こんな時に改築? でも考えてみれば、こういう時だからこそ、コロナ騒動が終わった時のために準備することも大事です。

でも、たいていの小さなお店は生き残るのに精一杯で、将来のことは考えられないという深刻な状況です。

そんな時、イーストアングリアにご一緒したお客様から連絡をいただきました。「見ましたよ、英国フェアー。懐かしくて由美子さんについ連絡しました。」と。私もツアーで撮った写真を見れば、その時ご一緒したお客様のお顔が目に浮かびます。英国フェアで使用した写真も何枚かは、このお客様と歩いた時に写したものです。その時の写真を再び見てみました。

とても大きな個人のお家。中はどうなっているのでしょう?




ウィンポール・ホールという昔の貴族の館です。ここには20世紀になって「ジャングルブック」の小説を書いたラドヤード・キップリンの娘が買いました。とてつもなく広い敷地なので、一般の人が近づいてくるのをとても嫌っていたそうです。そこで、彼女は今度は時々ここでピクニックを楽しんでいた人の庭に侵入してピクニックをしたというエピソードが残っています。広大な土地ですもの、他人がピクニックをしたくらいで怒るのは、彼女自身が幸せな人間ではなかったからではないかしら?



カンスタブル・カントリーでスタオア川のほとりをお客様と散歩しました。






30年前に雑誌の仕事で訪れたタルボットというレストランは今でも残っていて、明るい光にライトアップされていてとてもきれいでした、


さて、今朝はYou Tubeをチェックしていたら、阪急百貨店のギャラリーで個展を開かれた画家の長坂真護(ながさかまご)さんのインタビューが見つかりました。先進国のゴミが最後に集められるガーナから再度持ち込んだものでアートを作り出している方です。

https://www.youtube.com/watch?v=l5HMkHtkiqI

それで、長坂さんのことを検索してみました。ガーナではゴミ処理のために安い賃金で人々が働いています。しかも焼却することによって作られる公害で30歳代で亡くなる方が多いのだとか。先進国の犠牲になっているのです。正に資本主義がもたらす地球の汚染です。長坂さんはそうおしゃっています。

長坂さんの夢は、2030年までに100億円以上を集めて、ガーナのスラムに暮らす人たちのために、世界最先端のリサイクル工場を作ることだそうで、彼のアートは世界中で注目されています。そしてすでにドキュメンタリー映画の製作が決定したそうです。

是非下記のページを読んでみてください。

https://www.magogallery.online/



10/14/2020

秋の色


イギリスはコロナ感染者が急激に増えてきて、部分的に規制が厳しくなっています。

私たちの生活は依然と変わっていません。毎日の散歩以外は一か月か2か月に一度くらい町に出るくらいで後は自宅待機です。食料品はお隣さん、大きいスーパーの配達に頼っています。今では、すっかりこの生活に慣れて、楽しいこともあります。

ただ、3月依頼仕事をしていませんので、日本の方にお会いすることもなく、それだけが淋しいところです。でも阪急百貨店英国フェアーのオンライン・トークのお蔭で、先日はライの町をまるでお客様をご案内しているように歩くことができとても楽しいひと時を過ごしました。ありがとうございました。お客様の声が聞こえないのがちょっと残念でしたが。

今日は、オックスフォードの町をご案内します。

さて、今は携帯で写真を送れるようになったので、東京の妹と散歩の時の写真を交換し合ってふたりで日本とイギリスの秋を楽しんでいます。

秋が着々とやって来て、毎日植物の色が変わっています。今日は皆さんとウィンズロウの秋をシェアしたいと思います。


柊の葉は部分的にピンクであったり、濃い緑やレモン色であったり。














どこかのお庭の塀の上に顔を出したバラ。「私、まだここで頑張ってますよ!」と。




この木は、イギリス国内では6番目に大きいカエデの木で保存樹木になっています。カエデがイギリスに入ってきた1838年ころのものと言われています。横に停められた車の大きさと比較してください。












何故か今年はサンザシの実がいつもより大きいみたい。



ローズヒップはいつもシロップを作ってみようと思っていますが、いまだに実現していません。








どこにも見られるアイビーですが、種の部分も素敵です。












妹からはそろそろ日本のモミジの紅葉の写真が届くころでしょう。楽しみです。






10/12/2020

阪急梅田百貨店のライブ一トークの1回目が終了しました。

昨日、阪急梅田百貨店の英国フェアのための第一回目のトーク「写真によるイギリスの旅」を無事終えました。

皆さんに「舞台裏」をこっそりお話しします。オンラインによるトークは、私にとって今回が初めて。11月からはカルチャーツーリズムUKでバーチャルツアーや、このようなツアーを開始することになってはいますが、パソコンの操作はいまだに苦手な私です。誰かの助けなしにはできません。

今回は日本サイドの西村さん、イギリスサイドの林さんにずいぶんお世話になりました。一番簡単な方法で、私はなるべくパソコンにはタッチしなくてもいいように、他のスタッフの方々と色々考えてくださいました。









 

日本時間の18時半、英国時間の10時半にリハーサルが始まりました。本番は30分後。ところがどうもうまくいきません。真っ青です。

「本番まであと5分・・・・・あと3分」あと1分というところで、林さんが「由美子さん、パワーポイントに移る前にシェアーをクリックしては?」の一言で救われました。私のパソコンはパワーポイントに移ってしまうとシェアーのアイコンが消えてしまうのです。

何事もなかったような顔で、ライブが始まったのが不思議なくらいです。

その後すぐにYour Tubeでみたところ、操作の点では80%なんとか出来ましたが・・・・ヒャーッ!すぐに気が付く間違いが2か所ありました。

もし、ご覧になった方がいらっしゃったら「ごめんなさい。」です。ジョン・ブリーズが死刑になった年代は1473年ではなく、1743年です。フランスに鐘を取り戻しに行く際に一緒に行ったのは隣町の、ウィンチェスターではなくウィンチェルシーです。

今回はライブなので、訂正はできません。考えてみるとガイドの仕事はライブと同じですね。間違いにすぐに気がつけば訂正できますが、気が付かないとそのままお客様は日本に帰られるのです。

訂正してくださるお客様には感謝です。ガイド業を始めてすぐの時に、マイクでブルネイ王国のことをボルネオ王国と言ってお客様から「間違っていました。」とコメントをいただきました。感謝。それからは(多分)同じ間違いはしていないと思います。

フェアは今日が最終日ですが、オンライン・ショッピングやライブイベントはその後も続きます。私の次回のトークは14日のオックスフォードです。その翌日はイースト・アングリアにご案内します。両方とも19時からです。

ライブ、または事後のYou Tubeでのトークは下記からご覧いただけます。

https://www.youtube.com/channel/UCX1DWMjifavct6T74GA42Vw/

今度こそ、操作もスムースに、間違いなくできますよに。