8/19/2022

オックスフォードとコッツウォルズへ

 パンデミックが始まって以来、初めてのガイディングの仕事をしました。お客様は86歳のお祖母さまを含む母娘3代の方々。

約3年も離れていた仕事です。まるで初めての仕事をするようにドキドキ。ホテル出発1時間前には到着。初めて乗った新しい地下鉄エリザベス線は、駅、プラットフォーム、車内のスーペースもよくとっていて快適でした。







忘れられない思い出のひとつは、ガイドの資格を取得した最初の仕事です。近畿ツーリストの観光バスの仕事でした。バス会社はエンジェル・コーチ、運転手さんはエディという人でした。

事前に一日の観光で訪れる場所、ルート、時間を紙に書いて当日の朝に運転手に渡したところ、「いちいち読むのが面倒だから、その都度言ってくれればその通りに運転するから。」というなんともそっけない答え。時間をかけて作った日程表も役に立たず・・・・・

今回は専用車でしたので、私は運転手の隣に座って次々に訪れる場所、時間を相談しながら進めました。

パンデミックで、世界が色々変わりましたよね。観光に関しても全く同じです。事前に調べなければいけないことが多く、ハリー・ポッターファンが訪れるクライスト・チャーチ(カレッジ)は現在はブルーバッジガイドはガイドが出来なくなっていました。事前に予約しました。そうすると待ち時間も少なくて済みます。お客様はオーディオ(日本語あり)でご自分で見学されている間、私は外でお待ちしています。その間出口の近くを散歩。


クライスト・チャーチのトムタワー(左)、ホール(中央)、聖堂、手前がメモリアルガーデン。




クライスト・チャーチの敷地も変わっていました。すでに秋を思わせるメープルの色。




ワイルドのメドウガーデンっぽい花壇も出来ていました。蝶や蜂が喜びそう!



お昼はチッピング・キャムデンのティーショップで。気持ちの良い天候で、ガーデンでランチ。



人参とコリアンダのスープはイギリスでは人気です。スープとサンドイッチのセットは10ポンド弱。



チッピング・キャムデンの後はスノーズヒル、ボートン・オン・ザ・ウォーターをご案内し、ロンドンに向かいました。ポルトガル人の運転手は、超々安全運転で、慎重なドライバーでしたので、安心して運転を任せられました。

楽しい家族旅行、楽しんでいただけたら嬉しいです。86歳とは思えずお元気なお祖母さまは「これが最後。」とおっしゃっていましたが、今までにそうおっしゃって再会したことは数えきれません。またいつかお会いしましょう!