11/28/2015

カルチャーツーリズムUKの新しいサイト。

カルチャーツーリズムUKのサイトがやっとオープンしました。まだこれから追加、修正など行なっていきますが、まずは公開までこぎつけてホッとしています。

今まで30年以上観光業界に携わってきましたが、ここ4,5年考えていたことは日本からの旅行者に提供できる他のスタイルの旅です。私がこの国で暮らし、さまざまな経験を重ねて来た中で「日本の方々にも経験していただきたい」と思うことのひとつが、趣味を大切にするイギリス人のためのアダルト.エジュケーションです。

そのような場所が英国には沢山あります。それだけ人気が高いことを示しています。これまで色々な施設を周りましたが、デンマン.カレッジほど環境、質、内容全てに充実しているところは見つかりませんでした。デンマン.カレッジは20万人以上の会員を持ち、女王様を名誉会長に、そしてほとんどの女性のロイヤルファミリーが会員になっているという今年で創立100年を迎えた婦人会Women's Instituteが直接管理する施設です。














Women's Instituteは2015年100年を迎え、ロンドンのロイヤル.アルバートホールで行われた式典に出席された女王とロイヤルファミリー。
 
 
 
Photo by Rebecca Miller


今までとは違ったスタイルの旅行として日本からいらっしゃる方々を歓迎します。

culturetourismuk.com

11/21/2015

アヒルにパンをあげないでください。

今週から急に寒くなって冬の訪れを感じています。今朝、雪が降りました。多分初雪だと思います。今年は例年に比べると暖かい秋で、11月は記録上2番目にマイルドな日々で始まりました。でもそろそろ完全な冬支度が必要のようです。予報に寄ればこれからはもっと寒くなり、零下になる日も出るとか。

さて、こうなると心配なのは野生の動物のこと。食べるものも少なくなります。そこで私はこの時期はなるべく頻繁に、パンを持って公園や池のある村などで鳥にパンをあげます。でも、先日池の横にこんな看板を見つけました。




「パン(特に硬くなったパン)やケーキは鳥にはジャンクフードなのであげないでください。」 そんなこと全然知らなかった私は、ツアーでも時々朝食で残ったトーストをナプキンに包んで、アヒルを見かけるとお客様と一緒に「さあ、朝ごはんよー」とちぎってアヒルに食べさせていました。それがジャンクフードだったなんて。

我が家のガーデンに置いているバードテーブルにはいつもナッツや種をまいています。でも冬には、それまで冷凍していたものをあげます。それはパイの生地のあまったもの。鳥はこれがすごく好きなようで、瞬く間になくなります。パイ生地がなくなるとお米を炊いて、植物性のショートニングやラードをまぶしてお団子にしてバードテーブルに置いておきます。


下の写真は今朝、冷凍庫から取り出した玄米と植物性脂肪を混ぜたもの。このお団子も鳥たちに人気です。







ところで、我が家のルビーとジャスパーですがとても体に良いものをあげています。ドッグフードの他におやつとして私が考え出したもの。それは納豆ボールです。私の好物は納豆ですが、2本足の子供たちは納豆が苦手。それで4本足の子供たちにあげてみたところ夢中で食べていました。「やっぱり我が子」としみじみ思ったのはこの時でした。食の細いルビーが、煮魚をあげても嬉しい顔をしないし、ドッグフードもいつも残していました。ところが納豆を入れてからは最後まで綺麗に平らげます。

市販のおやつにも興味を示さなかったルビーは納豆ボールに関しては拒否したことがありません。作り方は簡単で納豆に小麦粉とお水少々を入れ電子レンジで石のように硬くなるまで焼きます。(焼きすぎると火が出てみみず花火のようになるのでご注意)





石のように硬いし、丸くておもちゃにもなるのでお勧めです。お試しあれ。

11/16/2015

「ダウントンアビー」最終シリーズ

「ダウントンアビー」の最終シリーズが終わりました。6回目のシリーズで完全に終了。後は、クリスマスの時に一回限りの特別エピソードがあるのみです。イギリスで制作された連続物テレビドラマでは、史上最高の視聴率を記録し、なんと中国では1億人が観ていたとか。アメリカでもすごい人気だったそうです。






視聴者の中で一番有名なのはエリザベス女王です。私たち一般人にとっては別世界のドラマで、それだからこそ興味深いのですが執事がいて、服を着せてくれる特別なメイドがいて、晩餐会を自宅で催し、そういう場ではティアラを被りながら食事をするという正に「ダウントンアビー」の世界にいらっしゃる女王様は、ドラマのどういうところに興味がおありなのでしょう?と、疑問に思っていました。そうしたら、私と同じことを考えていた人が沢山いたようで、新聞にその答えが載っていました。このような記事を書く人は、女王に直接訊くのではなくうまい具合にそれを知る人から引き出すのでしょうけど、書かれていたことはとてもおもしろいものでした。

つまりアラさがし.....です。言い方はよくありませんが、それぞれのシーンで間違っていることを探すのがお好きなようです。例えば「あの勲章は右の胸につけるのではなく左につけるもの」とか、「あの勲章はあの時代にはまだなかったもの」とか......

それって、私が時代物のドラマを観る時にすることと同じです。「あの紅茶茶碗の形はその頃にはなかったはず」とか、「女性の胸につけているカメオに彫られた女性はもっと後の時代のデザイン」とか、建物にしても、「あの時代にはなかった建て方」など.....そんなことに、満足感を抱く自分がいやでした。いやな性格.....

でも「女王様もやっているんだ」と知って、気がラクーになりました。

さて、私は連続物のドラマは、一旦録音してまとめて見ることにしています。次のエピソードまで一週間も待っていられませんから。それで、先週の日曜日に最終回を終えた「ダウントンアビー」を昨日見始めました。日本では3回目までのシリーズが放映されたのでしょうか?

でもこれからますますおもしろくなってきますよ。期待してください。なんと言っても私が一番好きな人物はグランサム伯爵の母君であるヴァイオレットです。時代遅れの超保守的なことばかり言っているのですが憎めないんですね。他の人が言ったら、あきれられる内容でも彼女だからこそ問題にならずにすむことばかりです。そして頭の回転が速い!最終シリーズではそれが益々激しくなって、ドキドキしたり、大笑いしたり、感心したり。






もっとおもしろいのがこの役を演じるマギー.スミスが現代版ヴァイオレットみたいな人ということ。一緒に仕事をする人には「難しいマギー」で通っているそうですが、イギリスでは昔から知られる名役者です。「ハリーポッター」の映画にも出ましたね。最近は一度だけ、テレビのインタビューにも出演していました。(彼女はテレビインタビューは受けないことでも知られています。)それを観たのですが、「まあー、正にヴァイオレット!」と感心しました。ヴァイオレットと違うところは、いつもニコニコしていること。ヴァイオレットと一番よく似ていることはとても正直なこと。いいなー、こういうの。例えば「称号(デイム)を持っているにも拘わらず、それをテレビでは使いませんね。」という質問に対して「役者は仕事では使いませんよ。なんって言いましたっけ、あの人....そうそうベン.キングズレイ(映画「ガンジー」でのガンジー役)を除いてはね。」

80歳というベテラン役者だからそういうことが言えるんですね。ベン.キングズレイだってマギー.スミスに苦情を言うなんて馬鹿げたことはしないはず。とにかくずっと聞いていたいインタビューでした。そのマギー.スミスが出演している映画「The Lady in the Van」が最近封切られました。

アラン.ベネット作で、劇にもなり数々の賞を取ったのが今回映画化された実話です。アラン.ベネットの家の前に古いヴァンを置き、15年もそこで生活したメアリー.シェパード役をマギー.スミスが演じます。もちろん私も観に行きます。おもしろそう!





ヴァイオレットにしても、メアリー.シェパードにしても、そしてマギー.スミスにしても自分らしく生きているひとって魅力的です。

*パリの襲撃テロ事件で犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りします。益々団結して、この世から悪を追放しようというフランスの人たちの強い意志、行動に感動を覚えます。テロリストの意図することとは反対に「今までの自由を維持するために団結する」ことは、すでにテロリストの」がとった行動が失敗に終わったことを示していることだと思います。

11/12/2015

もう一人のウィリアム.モリス

ウィリアム.モリスといえば大抵の人は壁紙やカーテンのデザイナーとして、また詩人、社会主義運動などで有名なあのモリスを思い浮かべることでしょう。

でも、実はもうひとりとても大切なウィリアム.モリスがいます。モリス.マイナーなどの車の製造で、また慈善家でも有名なウィリアム.モリス(ナフィールド子爵)です。

この二人は名前こそ同じであっても、その生涯は正反対の部分が多かったのです。前者のほう(以後‘モリス’とします)は、裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学のエクセタ.カレッジで学んだ後友人たちとともにアーツ&クラフツ運動を推進、壁紙などのデザインをしていきます。アーツ&クラフツ運動はあくまで「機械で大量生産するのではなく、中世の職人の手仕事」を推し進めていこうという運動です。

一方後者のモリスは(以後‘ナフィールド’とします)、時代は少し後になりますが貧乏ではないにせよ特別裕福ではない中産階級の家に生まれ、医者になることを望んでいましたがそれも叶わず14歳で学校を終えた後はオックスフォードの町にあった自転車店で働きます。一年後に昇給を申し出て断られたために退職。両親の家の裏で自転車修理のビジネスを始めます。その後、部品を他から手に入れてテイラーメイドの自転車の製作を始めますがここから彼の機械工、実業家としての才能が芽を出し始めます。

1901年、24歳の時に自分の店を構えてからは更にビジネスは成功し、8年後には自動車の販売、修理も始めます。こうして1912年にはWRM モリス会社が設立されます。(WRM とはウィリアム.リチャード.モリスの頭文字)

その後、アメリカのヘンリー.フォードが開発した車の大量生産がイギリスではナフィールドによって始められることになります。テイラーメイドと違って安価な車はどんどん売れ、1923年には一年に2万台を製造するまでになりました。1920年代にはアメリカのジェネラル.モーターズから当時の金額で1100万ポンドの買収の誘いがきたのを断り、モリスの自動車ビジネスは第二次大戦中には飛行機の製造をも始めるに至ります。

このころから、生涯の興味となった慈善活動が始まります。その一生においてナフィールドは現在の金額にして7億ポンド(1400億円)を寄付したり、オックスフォード大学にナフィールドカレッジを創ったり、多分20世紀のイギリスにおいてその額は最高額だったと思います。

因みに‘ナフィールド’とは、彼が住んでいる村の名前(Naffield)で、爵位を授かる際に使ったのでした。

手仕事を守りつづけたために、ビジネス家としては成功しなかった芸術家としてのウィリアム.モリスは、妻との関係も複雑で、そのためにもっと複雑な人生を送りましたが、その思想は現在でもずっとイギリス人の心に受け継がれいます。一方、大量生産に徹して巨額の富を作り、それを社会に還元して多くの人を助けたウィリアム.モリスは、子供には恵まれませんでしたが生涯最愛の妻と暮らし、子爵の称号も得て社会的にも満ち足りた人生を送ったようです。同じ名でも社会に及ぼした影響はそれぞれ違います。

さて、前置きが長くなりましたが、今回はナフィールド子爵が住んだナフィールド.プレイスをご紹介しましょう。残念ながら冬場は閉館で、今の時期は入場はできませんが来春機会があったら是非訪れてみてください。

超大金持ちであったナフィールド子爵にしては、控えめな家ナフィールド.プレイスは1914年に建てられたもの。ナフィールド子爵が夫人と越してきたのは1933年のことです。それ以後亡くなる1963年までの40年の間、夫妻の住居となります。






招かれたゲストのうち、男性のみが食後使ったビリヤードルームの一角には寛ぎの空間があります。テーブルの上に置かれた新聞や、壁に掛けられた額縁には「エドワード8世退位」や「ナフィールド子爵誘拐未遂」といった当時のビッグニュースを告げる記事が。


 
 
 
 
 
 

マントルピースに飾られているナフィールド子爵夫妻の写真。
 
 
 

 
招かれたゲストが寛いだ居間。クラシカルな家具はほとんど全てが最高級の
リプロダクションです。
 
 
 
 
 
 
夫人はケーキが好物で、金曜午後にオックスフォードに行くのが習慣だったとか。その時はケーキを持ち帰るのが常でした。

 
 

 
 
ダイニングルームのテーブルは16世紀の修道院などで使われたオーク材食堂のテーブルと同じものをオックスフォードの家具屋に作らせたものです。タペストリーで作られた椅子も同様ですが、デザインはハロッズのものとか。

 
 
 

 
スコッチテリアが好きだった夫妻は時には3匹飼っていたこともあったようです。
 

 
 
 
 

 
夫人のベッドルームは、当時とほとんど変わっていません。

 
 

 
 
ワークショップのようなこの箪笥は実はナフィールド子爵の寝室の戸だなです。眠られない夜はこれらの道具を使って新しい車や飛行機のことを考えていたのでしょう。

 
 

 
 
夫人が愛用した1946年のウォルズリーがガレージにあります。

 
 
 
 



ロンドンとオックスフォードの中間に近いヘンリー.オン.テムズから10キロのところにあるナフィールド.プレイスは冬場は閉館していますが、来年は2月29日から訪れることができます。

http://www.nationaltrust.org.uk/nuffield-place
 
 
 



11/09/2015

レスターシティ フットボール観戦 ~ 岡崎選手に会う!

一昨日、英国政府観光庁からのご招待で、プレミアリーグ第12節レスター.シティvsウォットフォードのフットボール試合を観戦してきました。イギリスがプレミアリーグとタイアップして観光を奨励していることがとても嬉しく思いました。


ロンドンからレスターまでは列車で、そこからタクシーで10分くらいのキングパワー.スタジアムに到着。岡崎さんの写真が正面にデーンと出ていて「やってきましたよ!応援しますからね!」とまずは写真にご挨拶。








グラウンドに面した試合がよく見えるところに沢山の小部屋があり、その一室でまずはランチです。
 
 
 

 
席について間もなくして、「今日の試合に賭けをしてみませんかー?」と女性が部屋を回ってきました。そうだ!フットボールに賭けはつきものだった。
 
 
 

普段はギャンブルには全く興味のない私ですが、思わず今回ベンチスタートのOKAZAKIと書かれているマスに握っていたペンが勝手に向かっていました。(このマスには金額を書かなくてはならず、後でやり直し。)
 
 
 


 
ここでももちろん、ベジタリアン用の料理の選択があります。これから応援に頑張るつもりが3コースのランチに満腹。椅子から立ち上がるのがちょっと困難になってきました。
 
 
 
 
参加者8名のうち6名はロンドン在住です。まずは自己紹介、その後食事をしながら楽しいおしゃべりに花が咲きました。ほとんどの方がメディア関係の方たちで、色々貴重な情報交換もできました。そうのうちに徐々に会場に人が入ってきて、試合開始の準備が始まります。
 
ランチ終了後はガラスのドアを開けて観戦用バルコニーに座ります。こんなところで見れるなんて。しかもすぐ下がメディア関係の人の席にになっていますので、選手の動作がはっきり見えない時は、彼らのモニターを見ればよくわかります。なんてラッキーなんでしょう!
 
 
そのうちにすごい騒音と共にヘリコプターがグラウンドに降りてきました。いくらVIPと言ってもこんなに派手なことをする人は誰でしょう? オリンピックのオープニングセレモニーで、女王様がヘリコプターから飛び降りるシーンが思い出されます。今日この場で一番大切な人とは? レスターシティFCのタイ人オーナーが自家用ヘリコプターでグラウンドに降りたり飛び立ったりする話は聞いていましたが。
 
 
 
 
 
 
 
ウン? オーナではなさそう。
 
 

 
 
あれ?ヘリコプターから降りた人が持っているのは? ボール? そうだ! ボールがヘリコプターで運ばれてきたのです。この場で一番大切なのはボールだったんですね。納得。
 
試合が始まる前にちょっとしたセレモニー......

 
 
 
 
試合開始直前に黙とうが行われました。客席に用意されたクラップバナーはその一面が白い無地、もう一面にはレスター.シティFCのロゴが入っています。



 
 
 



ただ正面の人たちのクラップバナーの一面は白ではなく、赤や黒になっています。毎年11月、イギリスでは戦争で亡くなった方たち(特に第一次世界大戦から)に追悼の意を表します。時間が来ると観客が全員クラップバナーを頭に載せて黙とうが行われました。そうしたら赤、または黒のクラップバナーを頭に載せた人のところに芥子の花ができました。芥子は戦争で亡くなった方たちに捧げる花です。イギリスはいつの世でもフットボールファンが沢山います。そして今でも戦場で戦っている人もいます。最近でもアフガニスタンなどで亡くなった兵隊さん多くいました。その人たちの中にもフットボールファンは大勢いたはずです。

 
 
 

 
 

さあ、いよいよ試合開始です。レスターシティが有利になったり、ガッツが必要な時は観客席にいるひとがみんなでクラップバナーを叩きますから、その音はすごいものです。
  
 
 

 
 
 
しばらくすると岡崎がウォーミングアップを始めました!
 
 

 

 
後半戦です。岡崎は最初からグラウンドに立ちました。何故か20の背番号がどの選手のものよりはっきり見えました。
 
 
 
 
 
 
結局レスター.シティは2対1でウォットフォードに勝ちました。ゴールが入るたびに興奮の歓声があがりますが、一緒にいた人たちは「賭けたこと」も手伝って余計にレスター.シティを応援していたみたい(?)。
 
 
 
試合終了後、会場を出ようと下に降りたところでなんとレセプションに選手のひとりがいたそうです。弟さんが昔からレスターシティの大ファンという同僚だけが気づいたようで後でおしえてくれました。気が付かなかったけど、ラッキーなことに間違いはありません。

「さあ、タクシーで駅まで戻りましょう」と、外へ出ましたが試合終了からずいぶんたっているにもかかわらずタクシーがつかまらない!こんな状態ではいつロンドンに戻れるかわかりません。「もう一度建物の中に入って、タクシーを待ちましょう。」と、建物に向かって歩いていたら....なんと岡崎がいるではありませんか!皆相当興奮していました。一緒に写真を撮ってもらったり。なんと記念写真に夢中で、彼だけの写真を撮った人は誰もいませんでした。
 
 
でもラッキーでした!タクシーがつかまらなくてよかったー。
 
 
そして、運はその後も続き、なんとこの試合でプレミアリーグ史上二人目となる9試合連続ゴールをとったジェイミー.ヴァ―ディがいるではありませんか!
 
 
 

 


岡崎のワンショットを撮り損ねたので今度は友人が記念写真の後、ばっちりヴァーディをおさえてくれました!常にニコニコ答えてくれて感じがいいこと!
 

 
 

 
タクシーがつかまらなかったおかげで3回、運に恵まれました。一緒に参加した人の中にはウィリアム王子と握手して、そのすぐ後にラグビーのゴローマルにサインをしてもらったという超ラッキーな人がいました。今回は彼女の運を他の7名がいただいたことになります。Kさん、ありがとうございました。
 
 
 

11/08/2015

クモの巣を探して。

数日前の朝。散歩から帰った主人が「クモの巣がものすごく綺麗だから観に行ったら?」とおしえてくれました。「クモの巣(cobweb)?そんな名前の植物あったかしら?」

まさか蜘蛛が作るあの蜘蛛の巣とは考えていませんでした。それで庭に出てみると、まあー、本当に綺麗!


一体どうやって作ったの?






 
 
そこで、30分くらい家の近所でクモの巣探しをすることにしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クモは人からは嫌われることが多いですね。でも、こんなに素晴らしい芸術品を作るものと思えば見方も変わって来るかも? ずっと前に「クモがこの世から消えたら人間は生きていけなくなる」という記事を読んだことがあります。クモが人間の害になる悪い虫を退治してくれるからです。ですからクモを見て、ティッシュペーパーでつまんで殺してしまう人を見れば悲しくなります。